論文の概要: Enhancing Event Causality Identification with Rationale and Structure-Aware Causal Question Answering
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2403.11129v1
- Date: Sun, 17 Mar 2024 07:41:58 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-03-19 18:25:46.453660
- Title: Enhancing Event Causality Identification with Rationale and Structure-Aware Causal Question Answering
- Title(参考訳): Rationaleによる事象因果同定の強化と構造対応因果質問応答
- Authors: Baiyan Zhang, Qin Chen, Jie Zhou, Jian Jin, Liang He,
- Abstract要約: 事象因果同定(DECI)は、文書中の2つの事象間の因果関係を特定することを目的としている。
近年の研究では、事前訓練された言語モデルを用いて事象因果関係を生成する傾向にある。
本稿では,合理的かつ構造を考慮した因果的質問応答による事象因果同定を強化するためのマルチタスク学習フレームワークを提案する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 30.000134835133522
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Document-level Event Causality Identification (DECI) aims to identify causal relations between two events in documents. Recent research tends to use pre-trained language models to generate the event causal relations. Whereas, these methods are prone to the errors of sequential generation due to multiple events in a document. Moreover, the potential structures such as event coreference and related causal chain are neglected. In this paper, we propose a multi-task learning framework to enhance event causality identification with rationale and structure-aware causal question answering. Specifically, the DECI task is transformed into multiple-choice question answering, and the causes and effects of the questioned event are generated with large language models. In addition, we generate the rationales to explain why these events have causal relations. Moreover, we construct an event structure graph, which models the multi-hop potential relations for causal reasoning of the current event. Experiments on two benchmark datasets show the great advantages of our proposed approach compared to the state-of-the-art methods. Moreover, we conduct both quantitative and qualitative analyses, which shed light on why each component of our approach can lead to great improvements.
- Abstract(参考訳): 文書レベルの事象因果同定(DECI)は、文書内の2つの事象間の因果関係を特定することを目的としている。
近年の研究では、事前訓練された言語モデルを用いて事象因果関係を生成する傾向にある。
しかし、これらの手法は、文書内の複数のイベントによるシーケンシャルな生成の誤りを招きやすい。
さらに、事象のコア参照や関連する因果連鎖といった潜在的な構造は無視される。
本稿では,イベント因果同定を合理的かつ構造対応型因果質問応答を用いて強化するマルチタスク学習フレームワークを提案する。
具体的には、DECタスクを複数選択質問応答に変換し、質問されたイベントの原因と影響を大きな言語モデルで生成する。
さらに、これらの事象がなぜ因果関係を持つのかを説明する根拠も生成する。
さらに,現在の事象の因果推論のマルチホップポテンシャル関係をモデル化したイベント構造グラフを構築した。
2つのベンチマークデータセットの実験は、最先端の手法と比較して提案手法の大きな利点を示している。
さらに、定量分析と定性解析の両方を行い、なぜアプローチの各コンポーネントが大きな改善をもたらすのかを明らかにした。
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