論文の概要: Open-system eigenstate thermalization in a noninteracting integrable model
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2404.11360v1
- Date: Wed, 17 Apr 2024 13:16:42 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-04-18 13:54:57.144541
- Title: Open-system eigenstate thermalization in a noninteracting integrable model
- Title(参考訳): 非相互作用可積分モデルにおける開系固有状態熱化
- Authors: Krzysztof Ptaszynski, Massimiliano Esposito,
- Abstract要約: 我々は、オープン量子系の観点から、孤立量子系における熱化を研究する。
マクロな浴槽に接続された小さな系では、系-浴の組み合わせがハミルトニアンの固有状態である場合、観測可能系は熱的である。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We study thermalization in isolated quantum systems from an open quantum systems perspective. We argue that for a small system connected to a macroscopic bath, the system observables are thermal if the combined system-bath configuration is in an eigenstate of its Hamiltonian, even for fully integrable models (unless thermalization is suppressed by localization due to strong coupling). We illustrate our claim for a single fermionic level coupled to a noninteracting fermionic bath. We further show that upon quenching the system Hamiltonian, the system occupancy relaxes to the thermal value corresponding to the new Hamiltonian. Finally, we demonstrate that system thermalization also arises for a system coupled to a bath initialized in a typical eigenstate of its Hamiltonian. Our findings show that chaos and nonintegrability are not the sole drivers of thermalization and complementary approaches are needed to offer a more comprehensive understanding of how statistical mechanics emerges.
- Abstract(参考訳): 我々は、オープン量子系の観点から、孤立量子系における熱化を研究する。
マクロな浴槽に接続された小さなシステムでは,システムバス構成がハミルトニアンの固有状態である場合,系は熱的である(強いカップリングによる局所化によって熱化が抑制されない限り)。
非相互作用性フェミオン浴に結合した1つのフェミオンレベルの主張について述べる。
さらに、ハミルトニアン系を焼成すると、系占有率は新しいハミルトニアン系に対応する熱値に緩和されることを示す。
最後に、ハミルトニアンの典型的な固有状態で初期化された入浴に結合した系にも、系熱化が生じることを示した。
以上の結果から, カオスと非可積分性は熱化の唯一の要因ではなく, 統計力学の出現過程をより包括的に理解するためには, 相補的アプローチが必要であることが示唆された。
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