論文の概要: Activation of post-quantum steering
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2406.10570v2
- Date: Fri, 2 Aug 2024 14:41:08 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-08-05 17:43:44.662588
- Title: Activation of post-quantum steering
- Title(参考訳): ポスト量子ステアリングの活性化
- Authors: Ana Belén Sainz, Paul Skrzypczyk, Matty J. Hoban,
- Abstract要約: ベルシナリオにおいて、量子後相関として確認できるように、量子後ステアリングを活性化する方法を示す。
独立した関心を持つかもしれない我々の研究の1つの要素は、ネットワーク内の二部量子集合を自己テストする方法を示すことである。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: There are possible physical theories that give greater violations of Bell's inequalities than the corresponding Tsirelson bound, termed post-quantum non-locality. Such theories do not violate special relativity, but could give an advantage in certain information processing tasks. There is another way in which entangled quantum states exhibit non-classical phenomena, with one notable example being Einstein-Podolsky-Rosen (EPR) steering; a violation of a bipartite Bell inequality implies EPR steering, but the converse is not necessarily true. The study of post-quantum EPR steering is more intricate, but it has been shown that it does not always imply post-quantum non-locality in a conventional Bell test. In this work we show how to distribute resources in a larger network that individually do not demonstrate post-quantum non-locality but violate a Tsirelson bound for the network. That is, we show how to activate post-quantum steering so that it can now be witnessed as post-quantum correlations in a Bell scenario. One element of our work that may be of independent interest is we show how to self-test a bipartite quantum assemblage in a network, even assuming post-quantum resources.
- Abstract(参考訳): ベルの不等式により大きな違反を与える物理理論は、対応するティレルソン境界(英語版)(Tsirelson bound)、すなわち量子後非局所性(英語版)(post-quantum non-locality)と呼ばれるものよりも大きい可能性がある。
このような理論は特殊相対性理論に反するものではなく、特定の情報処理タスクにおいて有利である可能性がある。
エンタングル量子状態が非古典的な現象を示す別の方法として、アインシュタイン=ポドルスキー=ローゼン(EPR)ステアリングがある。
術後のERPステアリングはより複雑であるが,従来のベル試験では必ずしも非局所性を示すものではないことが示されている。
本研究では,量子後非局所性を個別に示さない大規模ネットワークにおいて資源を分配する方法を示す。
すなわち,ベルシナリオにおいて,量子後相関として確認できるように,量子後ステアリングを活性化する方法を示す。
独立した研究の1つの要素は、量子後資源を仮定してさえも、ネットワーク内の二部量子集合を自己テストする方法を示すことである。
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