論文の概要: Kite: How to Delegate Voting Power Privately
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2501.05626v2
- Date: Mon, 13 Jan 2025 21:57:45 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2025-01-15 13:27:59.816203
- Title: Kite: How to Delegate Voting Power Privately
- Title（参考訳）: Kite: 投票のパワーをプライベートに減らす方法
- Authors: Kamilla Nazirkhanova, Vrushank Gunjur, X. Pilli Cruz-De Jesus, Dan Boneh,
- Abstract要約: 我々は、メンバの投票権の委譲を$textitprivate$で行えるプロトコルであるKiteを紹介した。
有権者は、誰に委任されたかを知ることなく、自由に委任し、証明し、権限を再委譲することができる。
公に記録されている唯一の情報は、投票者がその投票を誰かに委任または再委任したことである。
- 参考スコア（独自算出の注目度）: 11.967243519550625
- License:
- Abstract: Ensuring the privacy of votes in an election is crucial for the integrity of a democratic process. Often, voting power is delegated to representatives (e.g., in congress) who subsequently vote on behalf of voters on specific issues. This delegation model is also widely used in Decentralized Autonomous Organizations (DAOs). Although several existing voting systems used in DAOs support private voting, they only offer public delegation. In this paper, we introduce Kite, a new protocol that enables $\textit{private}$ delegation of voting power for DAO members. Voters can freely delegate, revoke, and re-delegate their power without revealing any information about who they delegated to. Even the delegate does not learn who delegated to them. The only information that is recorded publicly is that the voter delegated or re-delegated their vote to someone. Kite accommodates both public and private voting for the delegates themselves. We analyze the security of our protocol within the Universal Composability (UC) framework. We implement Kite as an extension to the existing Governor Bravo smart contract on the Ethereum blockchain, that is widely used for DAO governance. Furthermore, we provide an evaluation of our implementation that demonstrates the practicality of the protocol. The most expensive operation is delegation due to the required zero-knowledge proofs. On a consumer-grade laptop, delegation takes between 7 and 167 seconds depending on the requested level of privacy.
- Abstract（参考訳）: 選挙における投票のプライバシーを確保することは、民主的なプロセスの完全性に不可欠である。
投票権は議会代表者(例:議会)に委任され、特定の問題に関して有権者を代表して投票する。
この委任モデルは、分散自治機構(DAO)でも広く使用されている。
DAOsで使用されているいくつかの既存の投票システムは私的な投票を支持しているが、公共の代議員しか提供していない。
本稿では,DAOメンバーの投票権の委譲を$\textit{private}$で行える新しいプロトコルであるKiteを紹介する。
有権者は、誰に委任されたかを知ることなく、自由に権限を委任し、取り消し、再委任することができる。
代議員でさえ、誰が代議員になったのかを学ばない。
公に記録されている唯一の情報は、投票者がその投票を誰かに委任または再委任したことである。
キートは、代議員自身に対する公的な投票と私的な投票の両方を許容している。
我々は,Universal Composability (UC) フレームワークにおけるプロトコルのセキュリティを分析する。
当社では,DAOガバナンスに広く使用されているEthereumブロックチェーン上で,既存のGovernian Bravoスマートコントラクトの拡張として,Kiteを実装しています。
さらに,プロトコルの実用性を示す実装の評価を行う。
最も高価な操作は、必要となるゼロ知識証明のためにデリゲートである。
コンシューマグレードのラップトップでは、プライバシの要求レベルに応じてデリゲートが7秒から167秒かかる。
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