論文の概要: Influence of the coupled-dipoles on photosynthetic performance in a photosynthetic quantum heat engine

• arxiv url: http://arxiv.org/abs/2501.06203v1
• Date: Sat, 28 Dec 2024 03:48:35 GMT
• ステータス: 翻訳完了
• システム内更新日: 2025-01-19 08:09:22.147533
• Title: Influence of the coupled-dipoles on photosynthetic performance in a photosynthetic quantum heat engine
• Title（参考訳）: 光合成量子熱エンジンの光合成性能に及ぼす結合双極子の影響
• Authors: Ling-Fang Li, Shun-Cai Zhao,
• Abstract要約: 結合双極子による光合成性能への影響を2チャージ分離経路量子熱エンジン(QHE)モデルを用いて検討した。 その結果、光合成性能は大幅に向上するが、結合双極子によって量子干渉は非活性化された。
• 参考スコア（独自算出の注目度）: 1.1510009152620668
• License:
• Abstract: Recent evidence suggests that the multi charge-separation pathways can contribute to the photosynthetic performance. In this work, the influence of coupled-dipoles on the photosynthetic performance was investigated in a two-charge separation pathways quantum heat engine (QHE) model. And the population dynamics of the two coupled sites, j-V characteristics and power involving this photosynthetic QHE model were evaluated for the photosynthetic performance. The results illustrate that the photosynthetic performance can be greatly enhanced but quantum interference was deactivated by the coupled-dipoles between the two-charge separation pathways. However, the photosynthetic performance can also be promoted by the deactivated quantum interference owing to the coupled-dipoles. It is a novel role of the coupled-dipoles in the energy transport process of biological photosynthetic and some artificial strategies may be motivated by this photosynthetic QHE model in the future.
• Abstract（参考訳）: 最近の証拠は、多重電荷分離経路が光合成性能に寄与することを示唆している。 本研究では, 結合双極子による光合成性能への影響について, 量子熱機関(QHE)モデルを用いて検討した。 そして, この光合成QHEモデルを含む2つの結合部位, j-V特性, およびパワーの個体群動態を評価し, 光合成性能について検討した。 その結果、光合成性能は大幅に向上するが、2電荷分離経路間の結合双極子により量子干渉は非活性化された。 しかし、光合成性能は結合双極子による非活性化量子干渉によっても促進される。 生体光合成のエネルギー輸送過程における結合双極子の新たな役割であり、将来この光合成QHEモデルにより、いくつかの人工的戦略が動機付けられる可能性がある。

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