論文の概要: Unlimited quantum correlation advantage from bound entanglement
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2504.06395v1
- Date: Tue, 08 Apr 2025 19:35:14 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2025-04-10 13:05:59.530473
- Title: Unlimited quantum correlation advantage from bound entanglement
- Title(参考訳): 有界絡みによる無限量子相関の利点
- Authors: Armin Tavakoli, Carles Roch i Carceller, Lucas Tendick, Tamás Vértesi,
- Abstract要約: 最大エンタングルメントに蒸留できないエンタングル状態は、有界エンタングルド(bound entangled)と呼ばれる。
有界な絡み合った状態は、受信機と通信する2つの送信者間のリソースとしてデプロイされると、無限大の相関優位性が得られることを示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
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- Abstract: Entangled states that cannot be distilled to maximal entanglement are called bound entangled and they are often viewed as too weak to break the limitations of classical models. Here, we show a strongly contrasting result: that bound entangled states, when deployed as resources between two senders who communicate with a receiver, can generate correlation advantages of unlimited magnitude. The proof is based on using many copies of a bound entangled state to assist quantum communication. We show that in order to simulate the correlations predicted by bound entanglement, one requires in the many-copy limit either an entanglement visibility that tends to zero or a diverging amount of overhead communication. This capability of bound entanglement is unlocked by only using elementary single-qubit operations. The result shows that bound entanglement can be a scalable resource for breaking the limitations of physical models without access to entanglement.
- Abstract(参考訳): 最大エンタングルメントに蒸留できないエンタングル状態は有界エンタングルドと呼ばれ、古典モデルの限界を破るには弱すぎると見なされることが多い。
ここでは、有界な絡み合った状態が、受信機と通信する2つの送信者間のリソースとしてデプロイされると、無限大の相関優位性が得られることを示す。
この証明は、有界絡み合った状態の多くのコピーを使用して量子通信を支援することに基づいている。
有界絡み合いによって予測される相関関係をシミュレートするためには,0に傾向の強い絡み合いの可視性か,あるいは頭上通信のばらつきの量に制限を加える必要がある。
このバウンド・エンタングルメントの能力は、基本的な単一キュービット演算のみを使用することで解放される。
その結果,バウンド・アンタングルメントは,バウンド・アンタングルメントにアクセスすることなく,物理的モデルの限界を突破するためのスケーラブルなリソースであることが示唆された。
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