論文の概要: IterKey: Iterative Keyword Generation with LLMs for Enhanced Retrieval Augmented Generation
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2505.08450v1
- Date: Tue, 13 May 2025 11:25:15 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2025-05-14 20:57:54.532905
- Title: IterKey: Iterative Keyword Generation with LLMs for Enhanced Retrieval Augmented Generation
- Title(参考訳): IterKey: 検索拡張生成のためのLLMを用いた反復的なキーワード生成
- Authors: Kazuki Hayashi, Hidetaka Kamigaito, Shinya Kouda, Taro Watanabe,
- Abstract要約: IterKeyは、スパース検索によるRAGを強化する反復的なキーワード生成フレームワークである。
BM25ベースのRAGと単純なベースラインよりも5%から20%の精度向上を実現している。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 24.108631023133704
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Retrieval-Augmented Generation (RAG) has emerged as a way to complement the in-context knowledge of Large Language Models (LLMs) by integrating external documents. However, real-world applications demand not only accuracy but also interpretability. While dense retrieval methods provide high accuracy, they lack interpretability; conversely, sparse retrieval methods offer transparency but often fail to capture the full intent of queries due to their reliance on keyword matching. To address these issues, we introduce IterKey, an LLM-driven iterative keyword generation framework that enhances RAG via sparse retrieval. IterKey consists of three LLM-driven stages: generating keywords for retrieval, generating answers based on retrieved documents, and validating the answers. If validation fails, the process iteratively repeats with refined keywords. Across four QA tasks, experimental results show that IterKey achieves 5% to 20% accuracy improvements over BM25-based RAG and simple baselines. Its performance is comparable to dense retrieval-based RAG and prior iterative query refinement methods using dense models. In summary, IterKey is a novel BM25-based approach leveraging LLMs to iteratively refine RAG, effectively balancing accuracy with interpretability.
- Abstract(参考訳): Retrieval-Augmented Generation (RAG)は、外部文書を統合することで、LLM(Large Language Models)のコンテキスト内知識を補完する方法として登場した。
しかし、現実世界のアプリケーションは精度だけでなく解釈可能性も要求する。
相対的にスパース検索法は透明性を提供するが、キーワードマッチングに頼っているため、しばしばクエリの完全な意図を捉えることができない。
これらの問題に対処するため、LLM駆動の反復型キーワード生成フレームワークであるIterKeyを導入し、スパース検索によるRAGを強化した。
IterKeyはLLM駆動の3つのステージで構成されており、検索用のキーワードを生成し、検索したドキュメントに基づいて回答を生成し、回答を検証する。
検証が失敗した場合、プロセスは洗練されたキーワードで反復的に繰り返す。
4つのQAタスクで、実験の結果、IterKeyはBM25ベースのRAGと単純なベースラインよりも5%から20%の精度で改善されている。
その性能は、高密度検索に基づくRAGと、高密度モデルを用いた事前反復的なクエリ改善手法に匹敵する。
要約すると、IterKey は LLM を利用した新しいBM25 ベースのアプローチで、RAG を反復的に洗練し、精度と解釈可能性のバランスをとる。
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