論文の概要: Self-consciousness and personal identity in quantum panprotopsychism
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2505.11530v1
- Date: Tue, 13 May 2025 12:55:33 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2025-05-20 14:57:10.681212
- Title: Self-consciousness and personal identity in quantum panprotopsychism
- Title（参考訳）: 量子パンプロト心理学における自己意識と個人性
- Authors: Rodolfo Gambini, Jorge Pullin,
- Abstract要約: 我々は、自己意識を経験の主題として見る能力として分析する。
絡み合った系では、個々の部分の性質が消失し、指数的な数の創発性や状態が生じる。
この文脈では、パーソナリティの問題は、単純な視点や還元的アプローチの問題から解放された新しい形態を取る。
- 参考スコア（独自算出の注目度）: 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: In previous papers, we demonstrated that an ontology of quantum mechanics, described in terms of states and events with internal phenomenal aspects (a form of panprotopsychism), is well suited to explain consciousness. We showed that the combination problems of qualities, structures and subjects in panpsychism and panprotopsychism stem from implicit hypotheses based on classical physics regarding supervenience, which are not applicable at the quantum level. Within this view, consciousness arises in entangled quantum systems coupled to the neural network of the brain. In entangled systems, the properties of individual parts disappear, giving rise to an exponential number of emergent properties and states. Here, we analyze self-consciousness as the capacity to view oneself as a subject of experience. The causal openness of quantum systems provides self-conscious beings the ability to make independent choices and decisions, reflecting a sense of self-governance and autonomy. In this context, the issue of personal identity takes a new form free from the problems of the simple view or the reductive approaches.
- Abstract（参考訳）: 先程の論文では、状態や内的現象(パンプロト心理学の一形態)を伴う事象の観点から記述された量子力学のオントロジーが、意識を説明するのに適していることを示した。
パン心理学とパンプロト心理学の質、構造、主題の組合せ問題は、量子レベルでは適用できない超越性に関する古典物理学に基づく暗黙の仮説に由来することを示した。
この視点の中では、意識は脳の神経ネットワークと結合した絡み合った量子系に生じる。
絡み合った系では、個々の部分の性質が消失し、指数的な数の創発性や状態が生じる。
ここでは,自己意識を経験対象とみなす能力として分析する。
量子システムの因果的開放性は、自己意識的な存在に独立した選択と決定を行う能力を与え、自己支配と自律の感覚を反映している。
この文脈では、パーソナリティの問題は、単純な視点や還元的アプローチの問題から解放された新しい形態を取る。
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