論文の概要: Kilometer-Scale Ion-Photon Entanglement with a Metastable $^{88}$Sr$^{+}$ Qubit
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2506.11257v1
- Date: Thu, 12 Jun 2025 20:01:18 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2025-06-16 17:50:49.568613
- Title: Kilometer-Scale Ion-Photon Entanglement with a Metastable $^{88}$Sr$^{+}$ Qubit
- Title(参考訳): 準安定$^{88}$Sr$^{+}$Qubitによるキロメータースケールイオン光子絡み
- Authors: Mika A. Zalewski, Denton Wu, Ana Luiza Ferrari, Yuanheng Xie, Norbert M. Linke,
- Abstract要約: エンタングメントは、光子を2.8:$kmの 商業繊維で送った後に持続する 都市環境に展開された
その結果、ストロンチウムイオンは1092:$nmの原子遷移に基づく大都市圏の量子ネットワークの候補として期待されている。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We demonstrate entanglement between the polarization of an infrared photon and a metastable $^{88}$Sr$^+$ ion qubit. This entanglement persists after transmitting the photon over a $2.8\:$km long commercial fiber deployed in an urban environment. Tomography of the ion-photon entangled state yields a fidelity of $0.949(4)$ within the laboratory and $0.929(5)$ after fiber transmission, not corrected for readout errors. Our results establish the Strontium ion as a promising candidate for metropolitan-scale quantum networking based on an atomic transition at $1092\:$nm, a wavelength compatible with existing telecom fiber infrastructure.
- Abstract(参考訳): 赤外線光子の偏光と準安定な$^{88}$Sr$^+$イオン量子ビットとの絡み合いを示す。
この絡み合いは、都市環境に展開された2.8\:$kmの商用繊維で光子を伝達した後も持続する。
イオン光子絡み合った状態のトモグラフィーでは、実験室内では0.949(4)$、ファイバー伝送後に0.929(5)$の忠実さが得られるが、読み出し誤差は補正されない。
以上の結果から,Strontium イオンは,既存のテレコムファイバインフラストラクチャと互換性のある波長である1092:$nmの原子遷移に基づく大都市圏量子ネットワークの候補として期待できるものと考えられる。
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