論文の概要: Information-based approach towards a unified resource theory
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2001.07489v2
- Date: Tue, 1 Sep 2020 16:19:30 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-06-06 11:31:35.701581
- Title: Information-based approach towards a unified resource theory
- Title(参考訳): 統一資源理論への情報ベースアプローチ
- Authors: A. C. S. Costa, R. M. Angelo
- Abstract要約: 資源理論は、リソース豊富な状態と、それ以外は到達不可能なタスクの達成に有用なチャネルを特定する。
我々は、量子的不完全性やリアリズムに基づく非局所性といった新しい概念を含む、いくつかの非古典的な側面を包含できる統一的なアプローチを開発する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Resource theories play an important role in quantum information theory, as
they identify resourceful states and channels that are potentially useful for
the accomplishment of tasks that would be otherwise unreachable. The elementary
structure of such theories, which is based on the definition of free states and
free operations, successfully accommodates different nonclassical aspects, such
as quantum coherence and entanglement, but it is still not clear whether and
how far such formal framework can be extended. In this work, by taking
information as the most primitive quantum resource and defining
resource-destroying operations, we develop a unifying approach that proves able
to encompass several nonclassical aspects, including the newly developed
concepts of quantum irreality and realism-based nonlocality.
- Abstract(参考訳): 資源理論は量子情報理論において重要な役割を担っており、それ以外では到達不能なタスクの達成に潜在的に有用である資源状態やチャネルを特定する。
このような理論の基本構造は自由状態の定義と自由操作に基づいており、量子コヒーレンスや絡み合いのような異なる非古典的側面をうまく扱えるが、そのような形式的枠組みがどこまで拡張できるかは未だ明らかではない。
本研究では,情報を最も原始的な量子資源として捉え,資源破壊操作を定義することによって,新たに開発された量子不等式やリアリズムに基づく非局所性など,いくつかの非古典的側面を包含できる統一的アプローチを開発する。
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