論文の概要: Short Paper: Design and Evaluation of Privacy-preserved Supply Chain
System based on Public Blockchain
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2004.07606v1
- Date: Thu, 16 Apr 2020 11:30:39 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-23 06:59:34.716104
- Title: Short Paper: Design and Evaluation of Privacy-preserved Supply Chain
System based on Public Blockchain
- Title(参考訳): 公開ブロックチェーンに基づくプライバシ保護サプライチェーンシステムの設計と評価
- Authors: Takio Uesugi, Yoshinobu Shijo and Masayuki Murata
- Abstract要約: パブリックブロックチェーン(PBC)を用いたサプライチェーンシステムのトレーサビリティを確保しつつ、プライバシを保護する手法を提案する。
提案手法は,暗号化により配信情報を隠蔽することでプライバシを保護する。
提案手法をスマートコントラクトに実装し,取引手数料に基づくコストパフォーマンスの評価を行う。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 1.2495265936084994
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Securing the traceability of products in the supply chain is an urgent issue.
Recently, supply chain systems that use public blockchain (PBC) have been
proposed. In these systems, PBC is used as a common database shared between
supply chain parties to secure the integrity and reliability of distribution
information such as ownership transfer records. Thus, these systems secure a
high level of traceability in the supply chain. However, the distribution
information, which can be private information, is made public since the
information recorded in PBC can be read by anyone. In this paper, we propose a
method for preserving privacy while securing traceability in a supply chain
system using PBC. The proposed method preserves privacy by concealing the
distribution information via encryption. In addition, the proposed method
ensures distribution among legitimate supply chain parties while concealing
their blockchain address by using a zero-knowledge proof to prove their
authenticity. We implement the proposed method on Ethereum smart contracts and
evaluate cost performance based on transaction fees. The results show that the
fee per party is at most 2.6 USD.
- Abstract(参考訳): サプライチェーンにおける製品のトレーサビリティの確保は緊急の問題である。
近年,パブリックブロックチェーン(PBC)を用いたサプライチェーンシステムも提案されている。
これらのシステムでは、PBCはサプライチェーン間で共有される共通のデータベースとして使われ、オーナシップ転送レコードなどの配信情報の整合性と信頼性を確保する。
したがって、これらのシステムはサプライチェーンにおいて高いトレーサビリティを確保する。
しかし、PBCに記録されている情報は誰でも読めるので、プライベート情報である配信情報を公開する。
本稿では,PBCを用いたサプライチェーンシステムにおいて,トレーサビリティを確保しつつプライバシを保護する手法を提案する。
提案手法は,暗号化により配信情報を隠蔽することでプライバシを保護する。
さらに,ゼロ知識証明を用いてブロックチェーンアドレスを隠蔽し,正統なサプライチェーン関係者間の流通を確保する手法を提案する。
Ethereumスマートコントラクトに提案手法を実装し,取引手数料に基づいてコストパフォーマンスを評価する。
その結果、1人あたりの料金は2.6米ドル以上であることが判明した。
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