論文の概要: Dissipative nonequilibrium synchronization of topological edge states
via self-oscillation
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2005.07204v3
- Date: Mon, 17 Aug 2020 14:35:44 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-20 05:23:05.533385
- Title: Dissipative nonequilibrium synchronization of topological edge states
via self-oscillation
- Title(参考訳): 自己振動による位相的エッジ状態の散逸非平衡同期
- Authors: C. W. W\"achtler, V. M. Bastidas, G. Schaller and W. J. Munro
- Abstract要約: 我々は、駆動および散逸の影響下で、対称に保護された中ギャップ状態を持つ電子シャトルのトリマー鎖を考える。
鎖の端における同期運動を観測し、線形安定解析を用いて説明できる。
本研究は, トポロジーを利用して, 同期動作の堅牢性を高めるため, 新たな道を開いた。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: The interplay of synchronization and topological band structures with
symmetry protected midgap states under the influence of driving and dissipation
is largely unexplored. Here we consider a trimer chain of electron shuttles,
each consisting of a harmonic oscillator coupled to a quantum dot positioned
between two electronic leads. Each shuttle is subject to thermal dissipation
and undergoes a bifurcation towards self-oscillation with a stable limit cycle
if driven by a bias voltage between the leads. By mechanically coupling the
oscillators together, we observe synchronized motion at the ends of the chain,
which can be explained using a linear stability analysis. Due to the inversion
symmetry of the trimer chain, these synchronized states are topologically
protected against local disorder. Furthermore, with current experimental
feasibility, the synchronized motion can be observed by measuring the dot
occupation of each shuttle. Our results open a new avenue to enhance the
robustness of synchronized motion by exploiting topology.
- Abstract(参考訳): 駆動・散逸の影響下での対称性に保護された中ギャップ状態を持つ同期とトポロジカルバンド構造の相互作用はほとんど解明されていない。
ここでは、2つの電子導体の間に位置する量子ドットに結合した調和振動子からなる電子シャトルのトリマー鎖を考える。
各シャトルは熱散逸を受け、リード間のバイアス電圧によって駆動される場合、安定したリミットサイクルで自己発振に向けて分岐する。
振動子を機械的に結合させることにより、鎖の端における同期運動を観察し、線形安定性解析を用いて説明できる。
トリマー鎖の反転対称性のため、これらの同期状態は局所障害に対して位相的に保護される。
さらに、現在の実験実現可能性により、各シャトルのドット占有を測定することで同期運動を観測することができる。
本研究は, トポロジーを利用した同期動作の堅牢性を高めるため, 新たな道を開いた。
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