論文の概要: Device-independent certification of multipartite entanglement using
measurements performed in randomly chosen triads
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2005.12090v2
- Date: Sat, 29 Aug 2020 07:26:50 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-18 12:19:05.286834
- Title: Device-independent certification of multipartite entanglement using
measurements performed in randomly chosen triads
- Title(参考訳): ランダム選択三重項を用いた多部交絡のデバイス非依存認証
- Authors: Shih-Xian Yang, Gelo Noel Tabia, Pei-Sheng Lin, Yeong-Cherng Liang
- Abstract要約: 本研究では, ランダムに選択したトリアードで局所的な測定を行うことにより, 非ベル局所相関を示す問題を考える。
我々の主な関心は、デバイスに依存しない環境で、これらの相関を利用してマルチパーティの絡み合いを証明できることの可能性を調査することである。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We consider the problem of demonstrating non-Bell-local correlations by
performing local measurements in randomly chosen triads, i.e., three mutually
unbiased bases, on a multipartite Greenberger-Horne-Zeilinger state. Our main
interest lies on investigating the feasibility of using these correlations to
certify multipartite entanglement in a device-independent setting. In contrast
to previous works, our numerical results up to the eight-partite scenario
suggest that if each triad is randomly but uniformly chosen according to the
Haar measure, one always (except possibly for a set of measure zero) finds
Bell-inequality-violating correlations. In fact, a substantial fraction of
these is even sufficient to reveal, in a device-independent manner, various
higher-order entanglement. In particular, for the specific cases of three
parties and four parties, our results---obtained from semidefinite
programming---suggest that these randomly generated correlations always reveal,
even in the presence of a non-negligible amount of white noise, the genuine
multipartite entanglement possessed by these states. In other words, provided
local calibration can be carried out to good precision, a device-independent
certification of the genuine multipartite entanglement contained in these
states can, in principle, also be carried out in an experimental situation
without sharing a global reference frame.
- Abstract(参考訳): グリーンベルガー・ホルン・ゼリンガー状態の3つの非偏り基底をランダムに選択し,局所的な測定を行うことにより,非ベル局所相関を示す問題を考える。
我々の主な関心は、デバイスに依存しない環境でマルチパートの絡み合いを証明するためにこれらの相関を利用する可能性を検討することである。
先行研究とは対照的に,8部構成のシナリオでは,各トライアドがランダムに選択されるが,ハール測度に従って一様に選択される場合,常に(測度 0 の組を除いて)ベル品質に違反する相関関係が見つかることが示唆された。
実際、これらのかなりの割合は、デバイスに依存しない方法で、様々な高次の絡み合いを明らかにするのに十分である。
特に, 3つの当事者と4つの当事者の特定の場合において, 半定義のプログラミングから義務づけられた結果が, これらのランダムに生成された相関関係が, 不可解な白色雑音の存在下においても, それらの状態が持つ真の多元的絡み合いの存在を常に明らかにしている。
言い換えれば、与えられた局所キャリブレーションを精度良く行うことができ、これらの状態に含まれる真の多部絡みのデバイス非依存の認証は、原則として、グローバル参照フレームを共有することなく、実験状況でも行うことができる。
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