論文の概要: Consistent analytical solution of the time-dependent Schr\"odinger
equation for nanoscale circuits with laser-assisted quantum tunneling
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2006.04956v1
- Date: Mon, 8 Jun 2020 21:26:03 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-16 06:49:57.917693
- Title: Consistent analytical solution of the time-dependent Schr\"odinger
equation for nanoscale circuits with laser-assisted quantum tunneling
- Title(参考訳): レーザー支援量子トンネルを用いたナノスケール回路の時間依存schr\"odinger方程式の一貫した解法
- Authors: Mark J. Hagmann and Logan D. Gibb
- Abstract要約: 我々は、接続を含むナノスケール回路を通して量子効果が発生する可能性を考慮する。
閉回路による波動関数のコヒーレント転送をモデル化するための解析手法を提案する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: It is now common practice to solve the Schr\"odinger equation to estimate the
tunneling current between two metal electrodes at specified potentials, or the
transmission through a potential barrier by assuming an incident, reflected,
and transmitted wave. However, we suggest that these methods may not be
appropriate for nanoscale circuits. The electron man-free path may be as long
as 68.2 nm in metallic elements so we consider the possibility that quantum
effects may occur throughout a nanoscale circuit, including the connections.
Analytical methods are presented for modeling the coherent transfer of the
wavefunction through a closed circuit.
- Abstract(参考訳): 現在では、特定の電位における2つの金属電極間のトンネル電流を推定するためにシュリンガー方程式を解くことや、インシデント、反射、透過波を仮定して電位障壁を通して伝達することが一般的である。
しかし,これらの手法はナノスケール回路には適さない可能性が示唆された。
電子マンフリーパスは、金属元素の68.2nmまでの長さがあるため、接続を含むナノスケールの回路で量子効果が発生する可能性を考慮する。
閉回路による波動関数のコヒーレント転送をモデル化するための解析手法を提案する。
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