論文の概要: Sagnac-type entangled photon source using only conventional polarization
optics
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2007.05095v1
- Date: Thu, 9 Jul 2020 22:13:30 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-10 21:07:48.611079
- Title: Sagnac-type entangled photon source using only conventional polarization
optics
- Title(参考訳): 偏光光学のみを用いたsagnac型エンタングル光子源
- Authors: Youn Seok Lee (1), Mengyu Xie (1 and 2), Ramy Tannous (1) and Thomas
Jennewein (1) ((1) Institute for quantum computing, University of Waterloo,
(2) State Key Laboratory of Low-Dimensional Quantum Physics, Tsinghua
University)
- Abstract要約: 偏光保持ファイバの入射4波長混合による764nmおよび1221nmの波長における光子対のパルス発生を実証した。
長期の位相安定性は、アクティブな位相安定化のない約1時間の積分時間で8$circ$のAllan偏差が特徴である。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We designed and implemented a novel combination of a Sagnac-interferometer
with a Mach-Zehnder interferometer for a source of polarization-entangled
photons. The new versatile configuration does not require multi-wavelength
polarization optics, yet it performs with a good polarization quality and
phase-stability over a wide wavelength range. We demonstrate the interferometer
using only standard commercial optics to experimentally realize the pulsed
generation of polarization-entangled photon-pairs at wavelengths of 764nm and
1221nm via type-I spontaneous four-wave mixing in a polarization-maintaining
fiber. Polarization entanglement was verified by a polarization-correlation
measurement with a visibility of 95.5% from raw coincidence counts and the
violation of the Clauser-Horne-Shimony-Holt (CHSH) inequality with
$S=2.70\pm0.04$. The long-term phase-stability was characterized by an Allan
deviation of 8$^\circ$ over an integration time of about 1 hour with no active
phase-stabilization.
- Abstract(参考訳): サニャック干渉計とマッハツェンダー干渉計を組み合わせた偏光子源の設計と実装を行った。
新しい多波長偏光光学は必要としないが、広い波長範囲で優れた偏光品質と位相安定性を有する。
偏光維持ファイバの4波混合による764nmと1221nmの波長での偏光エンタングル光子パイアのパルス発生を実験的に実現するために,標準商用光学のみを用いた干渉計を実証した。
偏光エンタングルメントは、生の一致数から95.5%の可視性を持つ偏光相関測定と、s=2.70\pm0.04$のchsh不等式違反によって検証された。
長期の相安定性は, 活性相安定性のない約1時間の積分時間に対して8$^\circ$の偏差が特徴である。
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