論文の概要: Rotating wave approximation for quadrupole interaction with high spin
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2009.14380v2
- Date: Thu, 15 Oct 2020 05:04:06 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-30 14:24:18.129123
- Title: Rotating wave approximation for quadrupole interaction with high spin
- Title(参考訳): 高スピン四重極相互作用に対する回転波近似
- Authors: Wenkui Ding, Xiaoguang Wang
- Abstract要約: 量子スピン系は、四重極相互作用を持つ線形偏極交互磁場によって駆動される。
ターゲット共振部分空間からの漏れと反回転項の影響はもはや無視できない。
対象共振部分空間からの漏れを考慮に入れ, フルヒルベルト空間に印加した回転波近似を提案する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.44237366129994526
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Rotating wave approximation in a quantum spin system driven by a linearly
polarized alternating magnetic field with quadrupole interaction presents is
investigated in detail in this paper. The conventional way to employ the
rotating wave approximation is to assume the dynamics being restricted in the
reduced Hilbert space. However, when the driving strength is relatively strong
or the driving is off resonant, the leakage from the target resonance subspace
along with the effects from the counter-rotating terms cannot be neglected
anymore. We propose the rotating wave approximation applied in the full Hilbert
space to take the leakage from the target resonance subspace into account. To
include the effects from the counter-rotating terms, we utilize the
counterrotating hybridized rotating wave method in the reduced Hilbert space.
The performance of these rotating wave approximation methods is compared by
estimating the state fidelity as well as the operator fidelity and the results
reveal that different methods may be employed for different practical
circumstances.
- Abstract(参考訳): 四重極相互作用を持つ線形偏極交互磁場によって駆動される量子スピン系の回転波近似を,本論文で詳細に検討した。
回転波近似を用いる伝統的な方法は、還元ヒルベルト空間に制限される力学を仮定することである。
しかし、駆動強度が比較的強く、あるいは駆動が共振しない場合には、反回転項の影響とともに目標共振部分空間からの漏れをもはや無視することができない。
対象共振部分空間からの漏洩を考慮した全ヒルベルト空間に適用される回転波近似を提案する。
反回転項の影響を加味するために, 縮小ヒルベルト空間における反回転ハイブリッド化回転波法を用いる。
これらの回転波近似法の性能を、状態忠実度と演算子忠実度を推定することにより比較し、異なる実用的状況に異なる方法が適用できることを示す。
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