論文の概要: Quantifying Entanglement with Coherence
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2011.12976v3
- Date: Sat, 5 Feb 2022 14:04:19 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-23 00:36:49.620567
- Title: Quantifying Entanglement with Coherence
- Title(参考訳): コヒーレンスによる絡み合いの定量化
- Authors: Neha Pathania, Tabish Qureshi
- Abstract要約: エントメントコヒーレンス(Entment Coherence)は、本質的には、そのシュミット基底における絡み合った状態の正規化されたコヒーレンスである。
エントメントコヒーレンス(entment coherence)は、サブシステムの1つの還元状態の統一エントロピーと密接に関連していることが判明した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Quantifying entanglement is a work in progress which is important for the
active field of quantum information and computation. A measure of bipartite
pure state entanglement is proposed here, named entanglement coherence, which
is essentially the normalized coherence of the entangled state in its Schmidt
basis. Its value is 1 for maximally entangled states, and 0 for separable
states, irrespective of the dimensionality of the Hilbert space. So a maximally
entangled state is also the one which is maximally coherent in its Schmidt
basis. Quantum entanglement and quantum coherence are thus intimately
connected. Entanglement coherence turns out to be closely related to the
unified entropy of the reduced state of one of the subsystems. Additionally it
is shown that the entanglement coherence is closely connected to the
Wigner-Yanase skew information of the reduced density operator of one of the
subsystems, in an interesting way.
- Abstract(参考訳): 量子エンタングルメントの定量化は、量子情報と計算の活発な分野において重要な作業である。
ここで、二成分純状態の絡み合いの尺度として、絡み合いコヒーレンス(entanglement coherence)が提案され、これは本質的にはシュミット基底における絡み合い状態の正規化コヒーレンスである。
その値は、ヒルベルト空間の次元によらず、最大絡み合った状態が 1 で、分離可能な状態が 0 である。
したがって、最大絡み合った状態は、シュミット基底において極大コヒーレントである状態でもある。
したがって、量子絡み合いと量子コヒーレンスは密結合である。
絡み合うコヒーレンスは、サブシステムの1つの縮小状態の統一エントロピーと密接に関連していることがわかった。
さらに、絡み合いコヒーレンスは、ある部分系の還元密度作用素のウィグナー・ヤネーゼスキュー情報と、興味深い方法で密接に関連していることが示されている。
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