論文の概要: Scattering Problems via Real-time Wave Packet Scattering
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2103.01027v2
- Date: Sat, 13 Mar 2021 15:24:08 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-10 03:06:31.898340
- Title: Scattering Problems via Real-time Wave Packet Scattering
- Title(参考訳): リアルタイムウェーブパケット散乱による散乱問題
- Authors: M. Staelens and F. Marsiglio
- Abstract要約: 我々は、従来の平面波のアプローチよりも直感的な物理像を示す散乱に対するウェーブパケットアプローチを用いてこれを行う。
本稿では, 散乱過程の簡単なシミュレーションを行い, いくつかの現象を可視化する簡単な手法について述べる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: In this paper, we use a straightforward numerical method to solve scattering
models in one-dimensional lattices based on a tight-binding band structure. We
do this by using the wave packet approach to scattering, which presents a more
intuitive physical picture than the traditional plane wave approach. Moreover,
a general matrix diagonalization method that is easily accessible to
undergraduate students taking a first course in quantum mechanics is used.
Beginning with a brief review of wave packet transport in the continuum limit,
comparisons are made with its counterpart in a lattice. The numerical results
obtained through the diagonalization method are then benchmarked against
analytic results. The case of a resonant dimer is investigated in the lattice,
and several resonant values of the mean wave packet momentum are identified.
The transmission coefficients obtained for a plane wave incident on a step
potential and rectangular barrier are compared by investigating an equivalent
scenario in a lattice. Lastly, we present several short simulations of the
scattering process which emphasize how a simple methodology can be used to
visualize some remarkable phenomena.
- Abstract(参考訳): 本稿では,強結合バンド構造に基づく一次元格子における散乱モデルの簡単な数値解法を提案する。
我々は、従来の平面波のアプローチよりも直感的な物理像を示す散乱に対するウェーブパケットアプローチを用いてこれを行う。
また、量子力学の第一講座を受講する学部生に容易にアクセス可能な一般的な行列対角化法を用いる。
連続体限界におけるウェーブパケット輸送の簡単なレビューから始め、格子でそれに対応するものとの比較を行う。
対角化法を用いて得られた数値結果を解析結果に対してベンチマークする。
格子内で共振ダイマーのケースを調査し、平均波パケット運動量の共振値をいくつか同定する。
格子内の等価シナリオを調査することにより、ステップ電位と矩形障壁の平面波入射に対して得られた伝達係数を比較する。
最後に,いくつかの驚くべき現象を可視化するために,単純な手法をいかに利用できるかを強調する,散乱過程の短いシミュレーションを紹介する。
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