論文の概要: Experimental investigation of the relation between measurement
uncertainties and non-local quantum correlations
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2106.01052v1
- Date: Wed, 2 Jun 2021 09:58:38 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-28 01:32:43.388394
- Title: Experimental investigation of the relation between measurement
uncertainties and non-local quantum correlations
- Title(参考訳): 測定の不確かさと非局所量子相関の関係に関する実験的検討
- Authors: Kengo Matsuyama, Holger F. Hofmann, Masataka Iinuma
- Abstract要約: ベルの不等式は、それぞれの系における非可換可観測性を含む相関の和によって定義される。
ベルの不等式に対する振動は、これらの観測値のいかなる関節測定の精度も量子力学的不確実性関係によって制限されるためのみ可能である。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Bell's inequalities are defined by sums of correlations involving
non-commuting observables in each of the two systems. Violations of Bell's
inequalities are only possible because the precision of any joint measurement
of these observables will be limited by quantum mechanical uncertainty
relations. In this paper we explore the relation between the local measurement
uncertainties and the magnitude of the correlations by preparing polarization
entangled photon pairs and performing joint measurements of non-commuting
polarization components at different uncertainty trade-offs. The change in
measurement visibility reveals the existence of a non-trivial balance between
the measurement uncertainties where the probabilities of a specific pair of
measurement outcomes approaches zero because of the particular combination of
enhancement and suppression of the experimentally observed correlations. The
occurrence of these high-contrast results shows that the quantum correlations
between the photons are close to their maximal value, confirming that the
Cirel'son bound of Bell's inequality violations is defined by the minimal
uncertainties that limit the precision of joint measurements.
- Abstract(参考訳): ベルの不等式は、それぞれの系における非可換可観測性を含む相関の和によって定義される。
ベルの不等式に対する振動は、これらの観測対象の関節測定の精度が量子力学的不確実性関係によって制限されるためのみ可能である。
本稿では, 局所測定の不確かさと相関の大きさの関係を, 偏光交絡光子対を作成し, 異なる不確かさトレードオフにおける非可換偏光成分の連成測定により検討する。
測定の可視性の変化は、測定結果の特定のペアの確率がゼロに近づくような測定の不確実性の間の非自明なバランスの存在を明らかにした。
これらの高コントラストの結果は、光子間の量子相関が最大値に近いことを示し、ベルの不等式違反のセルソン境界が、関節測定の精度を制限する最小の不確実性によって定義されることを確認する。
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