論文の概要: Common environmental effects on quantum thermal transistor

• arxiv url: http://arxiv.org/abs/2109.08842v2
• Date: Sun, 2 Jan 2022 13:34:59 GMT
• ステータス: 処理完了
• システム内更新日: 2023-03-14 11:16:42.520088
• Title: Common environmental effects on quantum thermal transistor
• Title（参考訳）: 量子熱トランジスタにおける共通環境効果
• Authors: Yu-qiang Liu, Deng-hui Yu, and Chang-shui Yu
• Abstract要約: 3つの強い結合量子ビットからなる量子熱トランジスタにおける共通環境効果について検討する。 その結果, 温度トランジスタの機能を維持することができ, 増幅速度を適度に向上させることができることがわかった。
• 参考スコア（独自算出の注目度）: 0.12903829793534266
• License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
• Abstract: Quantum thermal transistor is a microscopic thermodynamical device that can modulate and amplify heat current through two terminals by the weak heat current at the third terminal. Here we study the common environmental effects on a quantum thermal transistor made up of three strong-coupling qubits. It is shown that the functions of the thermal transistor can be maintained and the amplification rate can be modestly enhanced by the skillfully designed common environments. In particular,the presence of a dark state in the case of the completely correlated transitions can provide an additional external channel to control the heat currents without any disturbance of the amplification rate. These results show that common environment effect can offer new insight on improving the performance of quantum thermal devices.
• Abstract（参考訳）: 量子熱トランジスタは、第3端子の弱い熱電流によって2端子を通して熱電流を変調し増幅する顕微鏡熱力学装置である。 本稿では,3つの強結合量子ビットからなる量子熱トランジスタに対する共通環境効果について検討する。 熱トランジスタの機能を維持でき、巧みに設計された共通環境により増幅速度を緩やかに向上できることを示した。 特に、完全に相関した遷移の場合の暗黒状態の存在は、増幅率を乱すことなく熱電流を制御するための追加の外部チャネルを与えることができる。 これらの結果から, 共通環境効果は量子熱デバイスの性能向上に新たな知見を与える可能性が示唆された。

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