論文の概要: Nuclear electric resonance
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2111.01424v2
- Date: Sun, 28 Nov 2021 01:24:56 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-09 09:11:05.590269
- Title: Nuclear electric resonance
- Title(参考訳): 核電気共鳴
- Authors: Jian Leng, Fan Yang, and Xiang-Bin Wang
- Abstract要約: 核スピン量子ビットは長いコヒーレンス時間を持ち、量子情報処理に望まれる。
本稿では,1つの核量子ビットに対処できる核電気共鳴という電気的核操作を提案し,その一方,長いコヒーレンス時間を保持する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 3.3839711586550005
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Nuclear-spin qubits have long coherence time and are desirably applied into
quantum information processing. However, the existing methods either fail to
address single nucleus (such as nuclear magnetic resonance), or severely affect
nuclear coherence time (such as electrical nuclear manipulation based on
hyperfine stark effect, ENMHSE). Here we propose an electrical nuclear
manipulation called nuclear electric resonance which can on the one hand
address the single nuclear qubit, and on the other keep the long coherence
time. Applying this, we construct universal quantum gates with external
electric field. These universal gates are practicable for arbitrary $S\ge 1$
spin nuclei. Given the much longer coherence time of nuclear electric
resonance, we improve the number of single-qubit operations by three orders of
magnitude compared with that of ENMHSE.
- Abstract(参考訳): 核スピン量子ビットは長いコヒーレンス時間を持ち、量子情報処理に望まれる。
しかし、既存の方法では単一核(核磁気共鳴など)への対処に失敗したり、核コヒーレンス時間(超微粒子スターク効果に基づく電気核操作、enmhse)に深刻な影響を及ぼす。
ここでは,1つの核量子ビットに対処できる核電気共鳴という電気的核操作を提案し,その一方,長いコヒーレンス時間を保持する。
これを応用して、外部電場を持つ普遍量子ゲートを構築する。
これらの普遍ゲートは任意の$S\ge 1$スピン核に対して実行可能である。
核磁気共鳴のコヒーレンス時間が非常に長いため、単一量子ビットの演算数をenmhseに比べて3桁改善する。
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