論文の概要: Quantum memory at an eigenstate phase transition in a weakly chaotic
model
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2112.07631v2
- Date: Mon, 27 Jun 2022 18:00:50 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-04 14:03:47.065650
- Title: Quantum memory at an eigenstate phase transition in a weakly chaotic
model
- Title(参考訳): 弱カオスモデルにおける固有状態相転移時の量子メモリ
- Authors: M. R. Lambert, Shan-Wen Tsai, and Shane P. Kelly
- Abstract要約: 相互作用しないスピンの小さな環境に共鳴的に結合した完全連結量子スピンモデルについて検討する。
動力学では保存されない総エネルギーに加えて、初期状態特性の記憶が見つかる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We study a fully connected quantum spin model resonantly coupled to a small
environment of non-interacting spins, and investigate how initial state
properties are remembered at long times. We find memory of initial state
properties, in addition to the total energy, that are not conserved by the
dynamics. This memory occurs in the middle of the spectrum where an eigenstate
quantum phase transition (ESQPT) occurs as a function of energy. The memory
effect at that energy in the spectrum is robust to system-environment coupling
until the coupling changes the energy of the ESQPT. This work demonstrates the
effect of ESQPT memory as independent of integrability and suggests a wider
generality of this mechanism for preventing thermalization at ESQPTs.
- Abstract(参考訳): 非相互作用スピンの小さな環境に共鳴結合した完全連結量子スピンモデルについて検討し,初期状態特性の長期記憶について検討した。
初期状態特性の記憶は、総エネルギーに加えて、ダイナミクスによって保存されない。
このメモリは、エネルギーの関数として固有状態量子位相遷移(esqpt)が起こるスペクトルの中央で発生する。
スペクトル中のそのエネルギーにおけるメモリ効果は、ESQPTのエネルギーが変化するまでシステム環境結合に対して堅牢である。
本研究は,esqptメモリの可積分性に依存しない効果を示し,esqptsにおける熱化防止機構のより広範な一般化を示唆する。
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