論文の概要: On a foundational conceptual principle of quantum mechanics
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2203.14052v1
- Date: Sat, 26 Mar 2022 11:24:14 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-02-20 18:49:43.339940
- Title: On a foundational conceptual principle of quantum mechanics
- Title(参考訳): 量子力学の基礎的概念原理について
- Authors: Frederique Laurent, Francois-Igor Pris
- Abstract要約: 量子力学におけるアントン・ゼイリンガーの「基礎概念原理」は理想主義的原理であり、文脈性の現実的な原理に置き換えるべきである。
量子相関を説明するためには非局所性の仮定は必要ないと論じる。
ゼイリンガーが提唱した情報量化の原理とは対照的に、文脈性の原理はそれを現実的に説明している。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: We argue that Anton Zeilinger's "foundational conceptual principle" for
quantum mechanics according to which an elementary system carries one bit of
information is an idealistic principle, which should be replaced by a realistic
principle of contextuality. Specific properties of quantum systems are a
consequence of impossibility to speak about them without reference to the tools
of their observation (identification) and, consequently, context in which these
tools are applied. In particular, the assumption of non-locality is not
required to explain quantum correlation. Correlated quantum events are related
with each other in a causal way. But this is not classical, but quantum
causality expressed by an entangled wave function. This or that particular
correlation does not arise in measurement; in measurement it is identified in
context. In contrast to Zeilinger's proposed principle of quantization of
information, the principle of contextuality explains it realistically.
- Abstract(参考訳): 量子力学におけるアントン・ゼイリンガーの「基礎概念原理」は、基本系が1ビットの情報を持つという理想主義的原理であり、文脈性の現実的な原理に置き換えるべきである。
量子システムの特異な性質は、観測(同定)のツールやこれらのツールが適用されるコンテキストに言及せずに、それらについて話すことが不可能であることの結果である。
特に、量子相関を説明するために非局所性の仮定は必要ない。
関連する量子事象は因果的に互いに関連している。
しかしこれは古典的ではなく、絡み合った波動関数によって表される量子因果性である。
これまたは特定の相関は測定において発生せず、測定では文脈において識別される。
情報量化に関するツァイリンガーの提唱した原理とは対照的に、文脈性の原理は現実的にそれを説明する。
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