論文の概要: Particle Creation and Entanglement in Dispersive Model with Step Velocity Profile

• arxiv url: http://arxiv.org/abs/2204.08684v1
• Date: Tue, 19 Apr 2022 06:04:10 GMT
• ステータス: 処理完了
• システム内更新日: 2023-02-16 09:03:44.647184
• Title: Particle Creation and Entanglement in Dispersive Model with Step Velocity Profile
• Title（参考訳）: ステップ速度プロファイルを持つ分散モデルにおける粒子生成と絡み合い
• Authors: Yuki Osawa, Yasusada Nambu
• Abstract要約: サブリミナル分散関係を持つ分散モデルにおける粒子の生成と絡み合い構造について検討した。 サブソニック流と超音速流の場合、生成粒子のパワースペクトルを計算する。
• 参考スコア（独自算出の注目度）: 0.0
• License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
• Abstract: We investigate particle creation and entanglement structure in a dispersive model with subliminal dispersion relation. Assuming the step function spatial velocity profile of the background flow, mode functions for a massless scalar field is exactly obtained by the matching method. Power spectrums of created particles are calculated for the subsonic and the transsonic flow cases. For the transsonic case, the sonic horizon exists and created particles show the Planckian distribution for low frequency region but the thermal property disappears for high frequency region near the cutoff frequency introduced by the non-linear dispersion. For the subsonic case, although the sonic horizon does not exist, the effective group velocity horizon appears due to the non-linear dispersion for high frequency region and approximate thermal property of the power spectrum arises. Relation between particle creation and entanglement between each mode is also discussed.
• Abstract（参考訳）: 粒子分散関係を持つ分散モデルにおける粒子生成と絡み合い構造について検討した。 背景流れのステップ関数空間速度プロファイルを仮定して、質量のないスカラー場のモード関数をマッチング法により正確に求める。 サブソニック流と超音速流の場合、生成粒子のパワースペクトルを計算する。 超音速の場合、音速地平線が存在し、生成粒子は低周波領域のプランクアン分布を示すが、非直線分散による遮断周波数付近の高周波領域では熱的性質は消失する。 サブソニックの場合、音速水平線は存在しないが、周波数領域の非線形分散とパワースペクトルの近似熱特性により有効群速度水平線が現れる。 粒子生成と各モード間の絡み合いについても論じる。

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