論文の概要: Device-independent certification of indefinite causal order in the
quantum switch
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2208.00719v1
- Date: Mon, 1 Aug 2022 10:06:49 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-02-02 19:03:05.655027
- Title: Device-independent certification of indefinite causal order in the
quantum switch
- Title(参考訳): 量子スイッチにおける不定因果順序のデバイス非依存認証
- Authors: Tein van der Lugt, Jonathan Barrett and Giulio Chiribella
- Abstract要約: 量子スイッチにおける不確定因果順序をデバイス独立に証明するために使用できる不等式を示す。
この結果は、局所性制約を含む因果不等式フレームワークの拡張の必要性を強調している。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.6445605125467572
- License: http://creativecommons.org/licenses/by-nc-sa/4.0/
- Abstract: Quantum theory is compatible with scenarios in which the order of operations
is indefinite. Experimental investigations of such scenarios, all of which have
been based on a process known as the quantum switch, have provided
demonstrations of indefinite causal order conditioned on assumptions on the
devices used in the laboratory. But is a device-independent certification
possible, similar to the certification of entanglement through Bell
inequalities? Despite previous evidence suggesting a negative answer, here we
present an inequality that can be used to device-independently certify
indefinite causal order in the quantum switch, in the presence of a locality
constraint on a spacelike-separated observer. This result highlights the need
for an extension of the framework of causal inequalities that incorporates
locality constraints.
- Abstract(参考訳): 量子論は、操作の順序が不確定なシナリオと互換性がある。
このようなシナリオの実験的な調査は、量子スイッチと呼ばれるプロセスに基づいており、実験室で使用される装置の仮定に基づいて条件付けられた不定因果順序の実証を行っている。
しかし、ベルの不平等による絡み合いの認定と同様、デバイスに依存しない認証が可能か?
従来の否定的な答えを示す証拠にもかかわらず、ここでは、空間的分離された観測者に対する局所性制約の存在下で、量子スイッチにおける不定因果順序をデバイスに依存しない証明に使用できる不等式を示す。
この結果は、局所性制約を含む因果不等式フレームワークの拡張の必要性を強調している。
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