論文の概要: A resource theory of activity for quantum thermodynamics in the absence
of heat baths
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2304.08926v1
- Date: Tue, 18 Apr 2023 12:01:33 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-19 14:59:49.726454
- Title: A resource theory of activity for quantum thermodynamics in the absence
of heat baths
- Title(参考訳): 熱浴の欠如による量子熱力学活動の資源理論
- Authors: Swati and Uttam Singh and Giulio Chiribella
- Abstract要約: 活性状態は、熱浴がない場合の量子熱力学にとって重要な資源である。
我々は,実験者がエネルギー保存操作を用いて量子システムを操作し,非活性状態にリセットする操作シナリオを捉える資源理論を確立する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 1.7249667050060835
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Active states, from which work can be extracted by time-dependent
perturbations, are an important resource for quantum thermodynamics in the
absence of heat baths. Here we characterize this resource, establishing a
resource theory that captures the operational scenario where an experimenter
manipulates a quantum system by means of energy-preserving operations and
resets to non-active states. Our resource theory comes with simple conditions
for state convertibility and an experimentally accessible resource quantifier
that determines the maximum advantage of active states in the task of producing
approximations of the maximally coherent state by means of energy-preserving
quantum operations.
- Abstract(参考訳): 時間に依存した摂動によって仕事が抽出できる活性状態は、熱浴がない場合の量子熱力学にとって重要な資源である。
ここでは、この資源を特徴付け、実験者がエネルギー保存操作を用いて量子システムを操作し、非活性状態にリセットする操作シナリオを捉える資源理論を確立する。
我々の資源理論は、状態変換可能性に関する単純な条件と、エネルギー保存量子演算によって最大コヒーレント状態の近似を生成するタスクにおける活性状態の最大長を決定する実験的アクセス可能な資源量化器を伴っている。
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