論文の概要: Low Latency of object detection for spikng neural network
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2309.15555v1
- Date: Wed, 27 Sep 2023 10:26:19 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-09-28 14:13:35.165967
- Title: Low Latency of object detection for spikng neural network
- Title(参考訳): スパイクングニューラルネットワークにおける物体検出の低レイテンシ
- Authors: Nemin Qiu and Chuang Zhu
- Abstract要約: スパイキングニューラルネットワークは、バイナリスパイクの性質のため、エッジAIアプリケーションに適している。
本稿では,オブジェクト検出に特化して,高精度で低遅延なSNNを生成することに焦点を当てる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 3.404826786562694
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Spiking Neural Networks, as a third-generation neural network, are
well-suited for edge AI applications due to their binary spike nature. However,
when it comes to complex tasks like object detection, SNNs often require a
substantial number of time steps to achieve high performance. This limitation
significantly hampers the widespread adoption of SNNs in latency-sensitive edge
devices. In this paper, our focus is on generating highly accurate and
low-latency SNNs specifically for object detection. Firstly, we systematically
derive the conversion between SNNs and ANNs and analyze how to improve the
consistency between them: improving the spike firing rate and reducing the
quantization error. Then we propose a structural replacement, quantization of
ANN activation and residual fix to allevicate the disparity. We evaluate our
method on challenging dataset MS COCO, PASCAL VOC and our spike dataset. The
experimental results show that the proposed method achieves higher accuracy and
lower latency compared to previous work Spiking-YOLO. The advantages of SNNs
processing of spike signals are also demonstrated.
- Abstract(参考訳): 第3世代のニューラルネットワークであるスパイキングニューラルネットワークは、バイナリスパイクの性質のため、エッジAIアプリケーションに適している。
しかしながら、オブジェクト検出のような複雑なタスクに関しては、SNNは高いパフォーマンスを達成するためにかなりの時間ステップを必要とすることが多い。
この制限は、レイテンシに敏感なエッジデバイスにおけるSNNの普及を著しく妨げている。
本稿では,オブジェクト検出専用に高精度かつ低レイテンシなSNNを生成することに焦点を当てる。
まず,snsとannの変換を体系的に導出し,スパイク発火率の向上と量子化誤差の低減という,両者の一貫性を改善する方法を分析する。
次に,ANN 活性化の定量化と残差解消のための構造的置換法を提案する。
提案手法は,MS COCO, PASCAL VOC, およびスパイクデータセットに挑戦する。
実験の結果,提案手法は従来のSpike-YOLOよりも精度が高く,レイテンシも低いことがわかった。
スパイク信号のSNN処理の利点も示す。
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