論文の概要: Characterizing the spontaneous collapse of a wavefunction through
entropy production
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2310.12675v1
- Date: Thu, 19 Oct 2023 12:10:52 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-10-20 15:36:20.670372
- Title: Characterizing the spontaneous collapse of a wavefunction through
entropy production
- Title(参考訳): エントロピー生成による波動関数の自発的崩壊特性
- Authors: Simone Artini, Mauro Paternostro
- Abstract要約: 連続自発局所化モデル(CSL)のエネルギーの非保存につながる現象論を考察する。
このような枠組みを用いて、モデル(dCSL)の散逸的定式化に伴う均衡過程を評価する。
CSLモデルは、負のエントロピー生成速度を示すため、クラウシウス法則に反することを示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: We investigate the phenomenology leading to the non-conservation of energy of
the continuous spontaneous localization (CSL) model from the viewpoint of
non-equilibrium thermodynamics, and use such framework to assess the
equilibration process entailed by the dissipative formulation of the model
(dCSL). As a paradigmatic situation currently addressed in frontier experiments
aimed at investigating possible collapse theories, we consider a
one-dimensional mechanical oscillator in a thermal state. We perform our
analysis in the phase space of the oscillator, where the entropy production
rate, a non-equilibrium quantity used to characterize irreversibility, can be
conveniently analyzed. We show that the CSL model violates Clausius law, as it
exhibits a negative entropy production rate, while the dCSL model reaches
equilibrium consistently only under certain dynamical conditions, thus allowing
us to identify the values -- in the parameter space -- where the latter
mechanism can be faithfully used to describe a thermodynamically consistent
phenomenon.
- Abstract(参考訳): 非平衡熱力学の観点から連続自然局在化(CSL)モデルのエネルギーの非保存につながる現象論を考察し、モデル(dCSL)の散逸的定式化に伴う平衡過程を評価するためにそのような枠組みを用いる。
崩壊理論の研究を目的としたフロンティア実験で現在解決されているパラダイム的状況として、熱状態の1次元機械振動子を考える。
非可逆性を特徴づける非平衡量であるエントロピー生成速度を便利に解析できる発振器の位相空間で解析を行う。
CSLモデルは負のエントロピー生成速度を示すため、クラウシウス法則に反し、一方、dCSLモデルは一定の力学条件下では一貫して平衡に達し、パラメータ空間における値の特定を可能にし、後者のメカニズムは熱力学的に一貫した現象を記述するために忠実に使用できる。
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