論文の概要: 24-hour measurement of squeezed light using automated stable fiber
system
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2401.17533v1
- Date: Wed, 31 Jan 2024 01:20:04 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-02-01 15:49:37.233373
- Title: 24-hour measurement of squeezed light using automated stable fiber
system
- Title(参考訳): 24時間自動安定繊維システムによる絞り光の測定
- Authors: Tomohiro Nakamura, Takefumi Nomura, Mamoru Endo, Atsushi Sakaguchi, He
Ruofan, Takahiro Kashiwazaki, Takeshi Umeki, Kan Takase, Warit Asavanant,
Jun-ichi Yoshikawa, Akira Furusawa
- Abstract要約: 光量子コンピューティングのクラウドサービスを提供するために、光学系を何時間も安定させることは避けられない。
本報告では, 光ファイバを用いた24時間圧縮光の測定に成功したことを報告する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: In order to provide a cloud service of optical quantum computing, it is
inevitable to stabilize the optical system for many hours. It is advantageous
to construct a fiber-based system, which does not require spatial alignment.
However, fiber-based systems are instead subject to fiber-specific
instabilities. For instance, there are phase drifts due to ambient temperature
changes and external disturbances, and polarization fluctuations due to the
finite polarization extinction ratio of fiber components. Here, we report the
success of measuring squeezed light with a fiber system for 24 hours. To do
this, we introduce stabilization mechanics to suppress fluctuations in the
fiber system, and integrated controller to automatically align the entire
system. The squeezed light at the wavelength of 1545.3 nm is measured every 2
minutes, where automated alignments are inserted every 30 minutes. The
squeezing levels with the average of -4.42 dB are recorded with an extremely
small standard deviation of 0.08 dB over 24 hours.
- Abstract(参考訳): 光量子コンピューティングのクラウドサービスを提供するために、光学系を何時間も安定させることは避けられない。
空間アライメントを必要としないファイバーベースシステムを構築するのが有利である。
しかし、繊維系システムは、代わりに繊維固有の不安定性を受ける。
例えば、環境温度の変化と外乱による位相ドリフトや、繊維成分の有限偏光消滅率による偏光変動がある。
そこで本研究では,24時間,繊維系による絞り光測定が成功したことを報告する。
そこで本研究では,繊維系のゆらぎを抑制する安定化機構と,システム全体を自動調整する統合制御器を導入する。
波長1545.3nmの励起光は2分ごとに測定され、30分ごとに自動アライメントが挿入される。
平均4.42dBのスクイーズレベルは、24時間で0.08dBという非常に小さな標準偏差で記録されている。
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