論文の概要: Can LLMs perform structured graph reasoning?
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2402.01805v2
- Date: Wed, 17 Apr 2024 10:50:04 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-04-18 19:01:11.474690
- Title: Can LLMs perform structured graph reasoning?
- Title(参考訳): LLMは構造化グラフ推論を実行できるか?
- Authors: Palaash Agrawal, Shavak Vasania, Cheston Tan,
- Abstract要約: LLM(Pretrained Large Language Models)は、言語ベースのプロンプトだけで様々な推論能力を示す。
本稿では,半構造化タスクのプロキシとして,様々なグラフ推論タスクを設計する。
上記の課題に対して,5種類のインストラクト微細化LDM (GPT-4, GPT-3.5, Claude-2, Llama-2, Palm-2) をベンチマークした。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 4.676784872259775
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Pretrained Large Language Models (LLMs) have demonstrated various reasoning capabilities through language-based prompts alone, particularly in unstructured task settings (tasks purely based on language semantics). However, LLMs often struggle with structured tasks, because of the inherent incompatibility of input representation. Reducing structured tasks to uni-dimensional language semantics often renders the problem trivial. Keeping the trade-off between LLM compatibility and structure complexity in mind, we design various graph reasoning tasks as a proxy to semi-structured tasks in this paper, in order to test the ability to navigate through representations beyond plain text in various LLMs. Particularly, we design 10 distinct problems of graph traversal, each representing increasing levels of complexity, and benchmark 5 different instruct-finetuned LLMs (GPT-4, GPT-3.5, Claude-2, Llama-2 and Palm-2) on the aforementioned tasks. Further, we analyse the performance of models across various settings such as varying sizes of graphs as well as different forms of k-shot prompting. We highlight various limitations, biases and properties of LLMs through this benchmarking process, such as an inverse relation to the average degrees of freedom of traversal per node in graphs, the overall negative impact of k-shot prompting on graph reasoning tasks, and a positive response bias which prevents LLMs from identifying the absence of a valid solution. Finally, we introduce a new prompting technique specially designed for graph traversal tasks (PathCompare), which demonstrates a notable increase in the performance of LLMs in comparison to standard prompting techniques such as Chain-of-Thought (CoT).
- Abstract(参考訳): 事前訓練された大規模言語モデル(LLM)は、言語ベースのプロンプトだけで、特に非構造化タスク設定(純粋に言語意味論に基づくタスク)において、様々な推論能力を示している。
しかし、LLMは入力表現の固有の非互換性のため、しばしば構造化されたタスクと競合する。
構造化されたタスクを一次元の言語セマンティクスに還元することは、しばしば問題を簡単なものにする。
本稿では,LLMとの互換性と構造複雑性を念頭に置いて,様々なグラフ推論タスクを半構造化タスクのプロキシとして設計する。
特に,グラフトラバーサルの10の異なる問題を設計し,それぞれが複雑性のレベルを表わすとともに,上記のタスクに対して5つの異なるインストラクトファイントゥンドLLM(GPT-4,GPT-3.5,Claude-2,Llama-2,Palm-2)をベンチマークする。
さらに、グラフのサイズやkショットプロンプトの形式など、さまざまな設定でモデルの性能を分析する。
例えば、グラフ内のノード毎のトラバース自由度の平均値に対する逆関係、グラフ推論タスクにおけるkショットの全体的な負の影響、LLMが有効な解の欠如を識別するのを防ぐ正の応答バイアスなどである。
最後に,グラフトラバーサルタスク(PathCompare)に特化して設計された新しいプロンプト技術を導入し,Chain-of-Thought(CoT)などの標準プロンプト技術と比較してLCMの性能が顕著に向上したことを示す。
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