論文の概要: Individual addressing and state readout of trapped ions utilizing rf
micromotion
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2402.05857v1
- Date: Thu, 8 Feb 2024 17:41:29 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-02-09 14:06:04.377713
- Title: Individual addressing and state readout of trapped ions utilizing rf
micromotion
- Title(参考訳): rfマイクロモーションを用いたトラップイオンの個別アドレス化と状態読み出し
- Authors: Nathan K Lysne, Justin F Niedermeyer, Andrew C Wilson, Daniel H
Slichter, Dietrich Leibfried
- Abstract要約: 局所的な静電場を調整し, 個々のイオンの超過マイクロモーションを高精度に誘導する。
マイクロモーションはイオンとレーザー場の結合を変調し、理想的には最大値からゼロに調整する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Excess "micromotion" of trapped ions due to the residual radio frequency (rf)
trapping field at their location is often undesirable and is usually carefully
minimized. Here, we induce precise amounts of excess micromotion on individual
ions by adjusting the local static electric field they experience. Micromotion
modulates the coupling of an ion to laser fields, ideally tuning it from its
maximum value to zero as the ion is moved away from the trap's rf null. We use
tunable micromotion to vary the Rabi frequency of stimulated Raman transitions
over two orders of magnitude, and to individually control the rates of resonant
fluorescence from three ions under global laser illumination without any
changes to the driving light fields. The technique is amenable to situations
where addressing individual ions with focused laser beams is challenging, such
as tightly packed linear ion strings or two-dimensional ion arrays illuminated
from the side.
- Abstract(参考訳): 余剰電波周波数(rf)トラップ場による捕捉イオンの「微小移動」は、しばしば望ましくないものであり、通常は慎重に最小化される。
そこで我々は, 局所的な静電場を調整し, 個々のイオンの超過マイクロモーションを正確に誘導する。
マイクロモーションは、イオンとレーザー場の結合を変調し、イオンがトラップのrf nullから遠ざかるにつれて、その最大値から0に調整することが理想である。
波長可変マイクロモーションを用いて2桁以上のラマン遷移のrabi周波数を変化させ、駆動光界に変化を生じさせることなく3イオンの共鳴蛍光率を個別に制御した。
この手法は、集束したレーザービームで個々のイオンに対処するのが難しい状況、例えば、密集した線形イオン列や側面から照らされた2次元イオンアレイに適応できる。
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