論文の概要: Large Language Models Are Struggle to Cope with Unreasonability in Math Problems
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2403.19346v5
- Date: Fri, 09 May 2025 15:06:01 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2025-05-12 12:48:53.948874
- Title: Large Language Models Are Struggle to Cope with Unreasonability in Math Problems
- Title(参考訳): 数学問題における不合理性に対処する大規模言語モデル
- Authors: Jingyuan Ma, Damai Dai, Zihang Yuan, Rui li, Weilin Luo, Bin Wang, Qun Liu, Lei Sha, Zhifang Sui,
- Abstract要約: 本研究では,LLMが数学問題において不合理性を認識し,応答する能力を評価するために,新しいベンチマークUnreasonable Math Problem (UMP)を提案する。
GPT-4oのような最先端モデルでさえ、UMPの0.6の限られた性能しか達成していないのに対し、DeepSeek-R1のような推論モデルは、過度に考え、不安定になる傾向にある。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 41.970853209666224
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Recent research have demonstrated LLMs' impressive performance in math and reasoning. However, the capacity of LLMs to address math problems under unconventional conditions, such as internal inconsistencies and flawed assumptions, remains largely unexplored. In this paper, we propose a novel benchmark Unreasonable Math Problem (UMP) designed to assess LLMs' ability to recognize and respond to unreasonability in math problem. The benchmark consists of a carefully curated collection of unreasonable math questions across diverse types. Based on extensive experiments covering 19 LLMs, we observe that even state-of-the-art models such as GPT-4o achieve only limited performance of 0.6 in UMP, while reasoning models such as DeepSeek-R1 are prone to overthinking and unstable. We further explore strategies for improving the recognition of unreasonable inputs, shedding light on both the possibility and limitations of LLMs in this challenging setting.
- Abstract(参考訳): 最近の研究は、LLMの数学と推論における印象的な性能を実証している。
しかし、内部の不整合や欠点のある仮定など、従来とは異なる条件下での数学問題に対処するLLMの能力は、いまだに未解明のままである。
本稿では,LLMの数学問題における不合理性を認識し,応答する能力を評価するために,新しいベンチマークUnreasonable Math Problem (UMP)を提案する。
このベンチマークは、さまざまな種類の不合理な数学の質問を慎重に収集したものだ。
GPT-4oのような最先端モデルでさえ、UMPの0.6しか達成できないのに対し、DeepSeek-R1のような推論モデルは過度に考え直し不安定になる。
我々はさらに、不合理な入力の認識を改善するための戦略を探求し、この挑戦的な環境でのLLMの可能性と限界の両方に光を当てる。
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