論文の概要: Optimal performance of a three stroke heat engine in the microscopic regime
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2404.13461v2
- Date: Sun, 29 Sep 2024 04:11:10 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2024-10-02 16:32:21.758893
- Title: Optimal performance of a three stroke heat engine in the microscopic regime
- Title(参考訳): 3ストローク熱機関の微視的最適性能
- Authors: Tanmoy Biswas, Chandan Datta,
- Abstract要約: 本研究では, マイクロシステムにおける3ストロークエンジンについて検討し, エンジンの作業体は2レベルシステムで構成されている。
任意の熱操作により作業体を変換できる場合, このエンジンの最適性能を解析する。
本稿では,Janes-Cummings相互作用によって実現された熱操作と,有限サイズの熱浴で実現可能な熱操作の2種類の制約の下で,エンジンの最適性能について検討する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
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- Abstract: We consider a three-stroke engine in the microscopic regime, where the working body of the engine is composed of a two-level system. The working body of the engine aims to withdraw heat from the hot heat bath, generate work, and discharge the surplus heat into the cold heat bath through the successive execution of three strokes. In this process, the interaction of the working body with the heat baths is assumed to be energy-conserving and thus can be described by thermal operations. While earlier studies analyzed the optimal performance of this engine when the working body could be transformed by any arbitrary thermal operation, we present closed expressions for the maximum work produced by the engine and the maximum efficiency of the engine when only a restricted class of thermal operations can be implemented on the working body. Furthermore, we explore the engine's optimal performance under two well-studied classes of restrictions: thermal operations realized via Jaynes-Cummings interaction and thermal operations realizable with finite-sized heat baths. Therefore, on one hand, our results are general, as they reproduce the optimal performance achieved when any arbitrary thermal operation can be implemented on the working body once the restriction is relaxed. On the other hand, our results allow us to determine the engine's maximum work production and efficiency in a more realistic scenario, where only a restricted class of thermal operations are possible, thereby bringing our findings closer to experimental feasibility.
- Abstract(参考訳): 本研究では, マイクロシステムにおける3ストロークエンジンについて検討し, エンジンの作業体は2レベルシステムで構成されている。
エンジンの作業体は、3ストローク連続実行により熱湯から熱を取り出し、作業を生成し、余剰熱を冷湯に放出することを目的としている。
このプロセスでは、作業体と熱浴との相互作用はエネルギー保存であると仮定し、熱操作によって説明できる。
従来の研究では、任意の熱操作によって作業体を変換できる場合の最適性能を解析したが、作業体に制限された熱操作しか実施できない場合には、エンジンが生成する最大作業とエンジンの最大効率のクローズド表現を提示した。
さらに,Jaynes-Cummings相互作用により実現されたサーマル操作と,有限サイズのヒートバスで実現可能なサーマル操作という,よく研究された2種類の制約の下で,エンジンの最適性能について検討した。
したがって, 制限緩和後, 任意の熱操作を作業体に施すことができれば, 最適性能を再現できるので, 概して本研究の結果は一般的である。
一方,本研究の結果から,より現実的なシナリオでエンジンの最大作業量と効率を判定することができる。
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