論文の概要: Multimodal Contrastive In-Context Learning
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2408.12959v1
- Date: Fri, 23 Aug 2024 10:10:01 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-08-26 15:30:07.860424
- Title: Multimodal Contrastive In-Context Learning
- Title(参考訳): マルチモーダルコントラスト型インコンテキストラーニング
- Authors: Yosuke Miyanishi, Minh Le Nguyen,
- Abstract要約: 本稿では,Large Language Models (LLMs) における勾配なしインコンテキスト学習 (ICL) の理解を高めるために,新しいマルチモーダルコントラスト型インコンテキスト学習フレームワークを提案する。
まず、実世界におけるICLの対照的な解釈を示し、ICLの差別化要因としてキー値表現の距離を示す。
第2に、実世界のデータセットに対するマルチモーダル入力フォーマットにおけるバイアスに対処する分析フレームワークを開発する。
第3に、ヘイトフルミームの検出の有効性を示すICLのオンザフライアプローチを提案する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.9120312014267044
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: The rapid growth of Large Language Models (LLMs) usage has highlighted the importance of gradient-free in-context learning (ICL). However, interpreting their inner workings remains challenging. This paper introduces a novel multimodal contrastive in-context learning framework to enhance our understanding of ICL in LLMs. First, we present a contrastive learning-based interpretation of ICL in real-world settings, marking the distance of the key-value representation as the differentiator in ICL. Second, we develop an analytical framework to address biases in multimodal input formatting for real-world datasets. We demonstrate the effectiveness of ICL examples where baseline performance is poor, even when they are represented in unseen formats. Lastly, we propose an on-the-fly approach for ICL (Anchored-by-Text ICL) that demonstrates effectiveness in detecting hateful memes, a task where typical ICL struggles due to resource limitations. Extensive experiments on multimodal datasets reveal that our approach significantly improves ICL performance across various scenarios, such as challenging tasks and resource-constrained environments. Moreover, it provides valuable insights into the mechanisms of in-context learning in LLMs. Our findings have important implications for developing more interpretable, efficient, and robust multimodal AI systems, especially in challenging tasks and resource-constrained environments.
- Abstract(参考訳): LLM(Large Language Models)の急速な普及は、勾配のないインコンテキスト学習(ICL)の重要性を浮き彫りにした。
しかし、その内部の働きを解釈することは依然として困難である。
本稿では,LLMにおけるICLの理解を高めるために,新しいマルチモーダルコントラスト学習フレームワークを提案する。
まず、実世界におけるICLの対照的な解釈を示し、ICLの差別化要因としてキー値表現の距離を示す。
第2に、実世界のデータセットに対するマルチモーダル入力フォーマットにおけるバイアスに対処する分析フレームワークを開発する。
ベースライン性能が貧弱なICL例を,不明瞭なフォーマットで表現しても有効性を示す。
最後に,ICL(Anchored-by-Text ICL)のオンザフライアプローチを提案する。
マルチモーダルデータセットに対する大規模な実験により、我々のアプローチは、課題やリソース制約のある環境など、様々なシナリオにおけるICLのパフォーマンスを著しく改善することが明らかとなった。
さらに、LLMにおける文脈内学習のメカニズムに関する貴重な洞察を提供する。
我々の発見は、より解釈可能で効率的で堅牢なマルチモーダルAIシステムの開発、特に課題やリソース制約のある環境において重要な意味を持つ。
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