論文の概要: Aspects of Quantum Energy Teleportation
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2411.08927v2
- Date: Mon, 09 Dec 2024 22:51:41 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2024-12-11 14:33:31.572831
- Title: Aspects of Quantum Energy Teleportation
- Title(参考訳): 量子エネルギーテレポーテーションの諸側面
- Authors: Taisanul Haque,
- Abstract要約: 量子エネルギーテレポーテーション(QET)プロトコルを探索し、有限温度および励起状態における量子エネルギーの挙動に着目した。
熱状態におけるQETの資源としての絡み合いの役割を解析し,様々な初期状態におけるQETの性能を比較した。
次に、量子計測、局所演算、古典通信(LOCC)のみを利用するプロトコルを用いて、基底状態エネルギーを抽出する手法を提案する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License:
- Abstract: In this work, we explore quantum energy teleportation (QET) protocols, focusing on their behavior at finite temperatures and in excited states. We analyze the role of entanglement as a resource for QET, particularly in thermal states, and compare the performance of QET across various initial states. We then introduce a method to extract ground-state energy through a protocol that employs only quantum measurements, local operations, and classical communication (LOCC), without requiring the ground state to be entangled. To illustrate this, we propose a minimal model comprising two interacting qubits. These findings indicate that, in addition to the established QET framework where entanglement serves as a resource, it is possible to extract energy from an unentangled ground state. This broadens the scope of QET's applicability across diverse quantum systems.
- Abstract(参考訳): 本研究では,量子エネルギーテレポーテーション(QET)プロトコルについて検討し,有限温度および励起状態における量子エネルギーテレポーテーションの挙動に着目した。
熱状態におけるQETの資源としての絡み合いの役割を解析し,様々な初期状態におけるQETの性能を比較した。
次に,量子計測,局所演算,古典通信(LOCC)のみを利用するプロトコルを用いて,基底状態の絡み合うことなく基底状態エネルギーを抽出する手法を提案する。
これを説明するために,2つの相互作用量子ビットからなる最小モデルを提案する。
これらの結果は, 絡み合いが資源として機能する確立されたQETフレームワークに加えて, 絡み合いのない基底状態からエネルギーを抽出できることを示唆している。
これにより、様々な量子システムにまたがるQETの適用範囲が広がる。
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