論文の概要: Dynamics of entanglement asymmetry for space-inversion symmetry of free fermions on honeycomb lattices
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2511.14114v1
- Date: Tue, 18 Nov 2025 03:57:06 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2025-11-19 16:23:52.924548
- Title: Dynamics of entanglement asymmetry for space-inversion symmetry of free fermions on honeycomb lattices
- Title（参考訳）: ハニカム格子上の自由フェルミオンの空間反転対称性に対する絡み合い非対称性のダイナミクス
- Authors: Ryogo Hara, Shimpei Endo, Shion Yamashika,
- Abstract要約: 二次元ハニカム格子上の自由フェルミオンの空間反転対称性に対するエンタングルメント非対称性について検討する。
局所部分系の絡み合い非対称性はエネルギー不均衡に非解析的依存を示すことを示す。
- 参考スコア（独自算出の注目度）: 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We study the entanglement asymmetry for the space-inversion symmetry of free fermions on a two-dimensional honeycomb lattice with an on-site energy imbalance between the two sublattices. We show that the entanglement asymmetry of a local subsystem exhibits nonanalytic dependence on the energy imbalance, due to the presence of Dirac points in the Brillouin zone. We also study the quench dynamics from the ground state into the inversion-symmetric point at which the energy imbalance vanishes. Under certain conditions on the subsystem geometry, the entanglement asymmetry relaxes to a finite value after the quench, revealing that the inversion-symmetry breaking in the initial ground state can persist even under the symmetric dynamics. We attribute the absence of symmetry restoration to the presence of a flat energy dispersion (flat band) in a specific direction.
- Abstract（参考訳）: 本研究では, 2次元ハニカム格子上の自由フェルミオンの空間反転対称性に対するエンタングルメント非対称性について検討した。
局所部分系の絡み合い非対称性は、ブリルアンゾーンにディラック点が存在するため、エネルギー不均衡に非解析的依存を示すことを示す。
また、基底状態からエネルギー不均衡が消滅する逆対称点へのクエンチダイナミクスについても検討する。
サブシステム幾何学の特定の条件下では、絡み合い非対称性はクエンチの後に有限値に緩和され、初期基底状態における反転対称性の破れは対称力学の下でも持続する。
我々は, 対称性の復元が存在しないことは, 特定の方向に平坦なエネルギー分散(フラットバンド)が存在することに起因している。
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