論文の概要: Quantum Coherence in Ergodic and Many-Body Localized Systems
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2002.09447v2
- Date: Sun, 26 Jul 2020 14:26:03 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-06-02 11:29:17.299350
- Title: Quantum Coherence in Ergodic and Many-Body Localized Systems
- Title（参考訳）: エルゴードおよび多体局在系における量子コヒーレンス
- Authors: Sayandip Dhara, Alioscia Hamma, Eduardo R. Mucciolo
- Abstract要約: 相互作用する乱れハミルトニアンの励起固有状態における異なる量子コヒーレンスの測度を数値的に計算する。
量子コヒーレンス(英語版)は、よく研究されたエルゴディックから多体局在相転移を検出する秩序パラメータとして利用できることを示す。
次に,測定に基づく局所化可能なコヒーレンスを計算し,熱的および多体的局所化位相を解析するプロトコルを提案する。
- 参考スコア（独自算出の注目度）: 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Quantum coherence quantifies the amount of superposition a quantum state can
have in a given basis. Since there is a difference in the structure of
eigenstates of the ergodic and many-body localized systems, we expect them also
to differ in terms of their coherences in a given basis. Here, we numerically
calculate different measures of quantum coherence in the excited eigenstates of
an interacting disordered Hamiltonian as a function of the disorder. We show
that quantum coherence can be used as an order parameter to detect the
well-studied ergodic to many-body-localized phase transition. We also perform
quantum quench studies to distinguish the behavior of coherence in thermalized
and localized phases. We then present a protocol to calculate measurement-based
localizable coherence to investigate the thermal and many-body localized
phases. The protocol allows one to investigate quantum correlations
experimentally in a non-destructive way, in contrast to measures that require
tracing out a subsystem, which always destroys coherence and correlation.
- Abstract（参考訳）: 量子コヒーレンス(quantum coherence)は、量子状態が与えられた基底に持つ重ね合わせの量を定量化する。
エルゴード系と多体局在系の固有状態の構造に違いがあるので、与えられた基底においてそれらのコヒーレンスの観点からも異なることを期待する。
ここでは、相互作用する乱れハミルトニアンの励起固有状態における量子コヒーレンスの異なる測度を、障害の関数として数値的に計算する。
量子コヒーレンスを順序パラメータとして多体局所化相転移をよく研究したエルゴードを検出することができることを示す。
また、熱的および局所的位相におけるコヒーレンスの挙動を識別するために量子クエンチの研究も行う。
次に, 測定に基づく局所化コヒーレンスを計算し, 熱的および多体的局所化位相を調べるプロトコルを提案する。
このプロトコルは、コヒーレンスと相関を常に破壊するサブシステムを追跡する必要のある尺度とは対照的に、量子相関を実験的に非破壊的な方法で調査することができる。
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