論文の概要: SOT-MRAM based Sigmoidal Neuron for Neuromorphic Architectures
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2006.01238v1
- Date: Mon, 1 Jun 2020 20:18:14 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2022-11-26 07:52:38.489732
- Title: SOT-MRAM based Sigmoidal Neuron for Neuromorphic Architectures
- Title(参考訳): SOT-MRAMを用いたニューロモルフィックアーキテクチャのためのSigmoidal Neuron
- Authors: Brendan Reidy and Ramtin Zand
- Abstract要約: 本稿では、スピン軌道トルク(SOT)磁気抵抗性ランダムアクセスメモリ(MRAM)デバイス固有の物理特性を活用し、ニューロモルフィックアーキテクチャにおけるシグモダルニューロンを実現する。
提案したSOT-MRAM系ニューロンの出力-面積-積値の74倍と12倍の低下を示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: In this paper, the intrinsic physical characteristics of spin-orbit torque
(SOT) magnetoresistive random-access memory (MRAM) devices are leveraged to
realize sigmoidal neurons in neuromorphic architectures. Performance
comparisons with the previous power- and area-efficient sigmoidal neuron
circuits exhibit 74x and 12x reduction in power-area-product values for the
proposed SOT-MRAM based neuron. To verify the functionally of the proposed
neuron within larger scale designs, we have implemented a circuit realization
of a 784x16x10 SOT-MRAM based multiplayer perceptron (MLP) for MNIST pattern
recognition application using SPICE circuit simulation tool. The results
obtained exhibit that the proposed SOT-MRAM based MLP can achieve accuracies
comparable to an ideal binarized MLP architecture implemented on GPU, while
realizing orders of magnitude increase in processing speed.
- Abstract(参考訳): 本稿では、スピン軌道トルク(SOT)磁気抵抗性ランダムアクセスメモリ(MRAM)デバイス固有の物理特性を活用し、ニューロモルフィックアーキテクチャにおけるシグモダルニューロンを実現する。
提案するsot-mram系ニューロンの性能比較により、74倍および12倍のパワー領域積値の低減が得られた。
大規模設計における提案するニューロンの機能を検証するため,SPICE回路シミュレーションツールを用いたMNISTパターン認識用784x16x10 SOT-MRAMベースのマルチプレイヤーパーセプトロン(MLP)を実装した。
その結果,SOT-MRAMをベースとしたMLPは,GPU上に実装された理想的な二項化MLPアーキテクチャに匹敵する精度を達成でき,処理速度の桁数増加を実現することができた。
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