論文の概要: Quantum Immortality and Non-Classical Logic
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2007.09847v4
- Date: Fri, 25 Mar 2022 03:12:59 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-08 23:27:14.886968
- Title: Quantum Immortality and Non-Classical Logic
- Title(参考訳): 量子不死性と非古典論理
- Authors: Phillip L. Wilson
- Abstract要約: エヴァレット・ボックス(Everett Box)は、観測者と致命的な量子装置が宇宙の他の部分から隔離される装置である。
我々は、非MWI解釈を拒絶する標準的なエヴェレットの議論はもはや有効ではないが、エベレットの結論が計算可能な宇宙内に留まっていることを示すことができる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: The Everett Box is a device in which an observer and a lethal quantum
apparatus are isolated from the rest of the universe. On a regular basis,
successive trials occur, in each of which an automatic measurement of a quantum
superposition inside the apparatus either causes instant death or does nothing
to the observer. From the observer's perspective, the chances of surviving $m$
trials monotonically decreases with increasing $m$. As a result, if the
observer is still alive for sufficiently large $m$ she must reject any
interpretation of quantum mechanics which is not the many-worlds interpretation
(MWI), since surviving $m$ trials becomes vanishingly unlikely in a single
world, whereas a version of the observer will necessarily survive in the
branching MWI universe. Here we ask whether this conclusion still holds if
rather than a classical understanding of limits built on classical logic we
instead require our physics to satisfy a computability requirement by
investigating the Everett Box in a model of a computational universe running on
a variety of constructive logic, Recursive Constructive Mathematics. We show
that although the standard Everett argument rejecting non-MWI interpretations
is no longer valid, we can show that Everett's conclusion still holds within a
computable universe. Thus we argue that Everett's argument is strengthened and
any counter-argument must be strengthened, since it holds not only in classical
logic (with embedded notions of continuity and infinity) but also in a
computable logic.
- Abstract(参考訳): エベレットボックス(everett box)は、観測者と致命的な量子装置が宇宙の他の部分から隔離される装置である。
定期的に、連続した試行が行われ、それぞれの実験では、装置内の量子重ね合わせの自動測定が瞬時に死亡するか、観察者に何も起こらない。
オブザーバーの視点では、$m$トライアルを生き残る確率は$m$の増加とともに単調に減少する。
結果として、もしオブザーバが十分に大きな$m$で生存しているなら、彼は多世界解釈(MWI)ではない量子力学の解釈を拒絶しなければならない。
ここでは、古典論理上に構築された制限の古典的な理解よりも、様々な構成論理上で動作する計算宇宙のモデルでエヴェレットボックスを探索することにより計算可能性要件を満たすために、我々の物理学を必要とするかどうかを問う。
我々は、非MWI解釈を拒絶する標準的なエヴェレットの議論はもはや有効ではないが、エベレットの結論が計算可能な宇宙内に留まっていることを示すことができる。
したがって、エヴェレットの議論は強化され、古典論理(連続性と無限性の埋め込みの概念を持つ)だけでなく計算可能な論理においても成り立つので、いかなる反論も強化されなければならない。
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