論文の概要: Complete complementarity relations in system-environment decoherent
dynamics
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2009.09769v3
- Date: Wed, 2 Jun 2021 11:39:50 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-01 11:19:35.905604
- Title: Complete complementarity relations in system-environment decoherent
dynamics
- Title(参考訳): システム環境デコヒーレント力学における完全相補関係
- Authors: Marcos L. W. Basso, Jonas Maziero
- Abstract要約: システム全体の自由度の間に、絡み合いがどのように再分布し、一般的な相関関係に変換されるかを研究する。
純粋な量子系の一部として環境を考えることで、線形エントロピーは特定の部分系の混合性の尺度であるだけでなく、世界の他の部分系の相関測度であることが示された。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We investigate the system-environment information flow from the point of view
ofcomplete complementarity relations. We consider some commonly used noisy
quantum channels:Amplitude damping, phase damping, bit flip, bit-phase flip,
phase flip, depolarizing, and correlatedamplitude damping. By starting with an
entangled bipartite pure quantum state, with the linearentropy being the
quantifier of entanglement, we study how entanglement is redistributed and
turnedinto general correlations between the degrees of freedom of the whole
system. For instance, it ispossible to express the entanglement entropy in
terms of the multipartite quantum coherence or interms of the correlated
quantum coherence of the different partitions of the system. In addition,we
notice that for the depolarizing and bit-phase flip channels the wave and
particle aspects candecrease or increase together. Besides, by considering the
environment as part of a pure quantumsystem, the linear entropy is shown to be
not just a measure of mixedness of a particular subsystem,but a correlation
measure of the subsystem with rest of the world.
- Abstract(参考訳): 完全相補関係の観点から,システム環境情報の流れを考察する。
我々は, 振幅減衰, 位相減衰, ビットフリップ, ビット位相フリップ, 位相フリップ, デポーラライズ, 相関振幅減衰など, 一般的に用いられる雑音量子チャネルについて考察する。
まず、エンタングルメントの量子化子である線形エントロピーを用いて、エンタングルメントがどのように再分配され、システム全体の自由度間の一般的な相関関係に変換されるかを調べる。
例えば、多成分量子コヒーレンス(multipartite quantum coherence)やシステムの異なる分割の相関量子コヒーレンス(interms of the correlationd quantum coherence)という用語で、絡み合いエントロピーを表現することが考えられる。
さらに,非分極化およびビット位相フリップチャネルでは,波面と粒子面が共に分解あるいは増大できることに気付く。
さらに、環境を純粋な量子システムの一部として考えることにより、線形エントロピーは特定のサブシステムの混合度を測定するだけでなく、サブシステムと世界の他の部分との相関尺度であることが示されている。
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