論文の概要: On the experiment-friendly formulation of quantum backflow
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2103.06728v2
- Date: Thu, 2 Sep 2021 17:34:57 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-08 11:15:11.025392
- Title: On the experiment-friendly formulation of quantum backflow
- Title(参考訳): 量子バックフローの実験フレンドリーな定式化について
- Authors: Maximilien Barbier, Arseni Goussev
- Abstract要約: 量子バックフロー(英: quantum backflow)は、正モメンタム状態にある自由量子粒子が負の確率電流を示す古典的に不可能な現象である。
Millerらは、量子バックフローの概念を、粒子の状態が正と負の両方のモーメントを持つような状況にまで拡張することを目的とした、量子バックフローの「実験に優しい」新しい定式化を提唱した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: In its standard formulation, quantum backflow is a classically impossible
phenomenon in which a free quantum particle in a positive-momentum state
exhibits a negative probability current. Recently, Miller et al. [Quantum 5,
379 (2021)] have put forward a new, "experiment-friendly" formulation of
quantum backflow that aims at extending the notion of quantum backflow to
situations in which the particle's state may have both positive and negative
momenta. Here, we investigate how the experiment-friendly formulation of
quantum backflow compares to the standard one when applied to a free particle
in a positive-momentum state. We show that the two formulations are not always
compatible. We further identify a parametric regime in which the two
formulations appear to be in qualitative agreement with one another.
- Abstract(参考訳): 量子バックフロー(quantum backflow)は、正運動量状態の自由量子粒子が負の確率電流を示す古典的な不可能現象である。
最近、millerら。
[量子5,379 (2021)]は、量子バックフローの概念を、粒子の状態が正と負の両方のモータを持つような状況にまで拡張することを目的とした、新しい「実験に優しい」量子バックフローの定式化を提唱した。
本稿では, 量子バックフローの実験フレンドリな定式化が, 正モメンタム状態の自由粒子に適用した場合の標準値とどのように比較されるかを検討する。
この2つの定式化が必ずしも両立するとは限らない。
さらに、2つの定式化が互いに定性的に一致しているように見えるパラメトリックなレジームを同定する。
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