論文の概要: Entanglement and non-locality in quantum protocols with identical
particles
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2104.06154v1
- Date: Tue, 13 Apr 2021 12:55:47 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-03 23:41:48.899503
- Title: Entanglement and non-locality in quantum protocols with identical
particles
- Title(参考訳): 同一粒子を持つ量子プロトコルにおける絡み合いと非局所性
- Authors: Fabio Benatti, Roberto Floreanini, Ugo Marzolino
- Abstract要約: 同一粒子系の量子プロトコルにおける絡み合いと非局所性の役割について検討する。
不整合は、エンタングルメントと非局所性が占有できるモードよりも、同一粒子の性質であることを強制する定式化において生じる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/4.0/
- Abstract: We study the role of entanglement and non-locality in quantum protocols that
make use of systems of identical particles. Unlike in the case of
distinguishable particles, the notions of entanglement and non-locality for
systems whose constituents cannot be distinguished and singly addressed are
still debated. We clarify why the only approach that avoids incongruities and
paradoxes is the one based on the second quantization formalism whereby it is
the entanglement of the modes that can be populated by the particles what
really matters and not the particles themselves. Indeed, by means of a
metrological and of a teleportation protocol, we show that inconsistencies
arise in formulations that force entanglement and non-locality to be properties
of the identical particles rather than of the modes they can occupy. The reason
resides in the fact that orthogonal modes can always be addressed while
identical particles can not.
- Abstract(参考訳): 同一粒子系を利用する量子プロトコルにおける絡み合いと非局所性の役割について検討する。
区別可能な粒子の場合とは異なり、構成成分を区別できない系の絡み合いや非局所性の概念はいまだに議論されている。
不整合性やパラドックスを避ける唯一のアプローチが、粒子自身ではなく粒子によって蓄積されるモードの絡み合いである第2の量子化形式に基づくものである理由を明らかにする。
実際、気象学的およびテレポーテーションプロトコルにより、エンタングルメントと非局所性は、占有できるモードではなく、同一粒子の性質であることを強制する定式化に矛盾が生じていることが示される。
その理由は、直交モードは常に同一の粒子ができない間に対応できるという事実にある。
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