論文の概要: A comment on a possible inadequacy of new redefinitions of heat and work
in quantum thermodynamics
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2107.03369v1
- Date: Wed, 7 Jul 2021 17:33:59 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-23 04:14:45.703689
- Title: A comment on a possible inadequacy of new redefinitions of heat and work
in quantum thermodynamics
- Title(参考訳): 量子熱力学における新しい熱の再定義の不適切性に関する一考察
- Authors: Eduardo B. Botosso, Jose S. Sales, and Norton G. de Almeida
- Abstract要約: 我々は、量子熱力学領域の[arXiv: 1912.0 1939; arXiv:1912.0 1983v5]で最近提示された熱Qと仕事Wの新たな再定義を分析した。
これらの再定義によると、熱はエントロピーの変動に関連付けられなければならないが、作業は状態ベクトルの変動に関連付けられなければならない。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We analyze the new redefinitions of heat Q and work W recently presented in
[arXiv: 1912.01939; arXiv:1912.01983v5] in the quantum thermodynamics domain.
According to these redefinitions, heat must be associated with the variation of
entropy, while work must be associated with variation of state vectors.
Analyzing the behavior of two specific examples, we show some peculiarities of
these new redefinitions which, based on the counterexample presented, seems to
point to a possible inadequacy of these redefinitions.
- Abstract(参考訳): 量子熱力学領域の[arxiv: 1912.01939, arxiv:1912.0 1983v5]で最近発表された熱qとワークwの新しい再定義を分析する。
これらの再定義によれば、熱はエントロピーの変動と関連しなければならず、仕事は状態ベクトルの変動と関連づけられなければならない。
2つの特定の例の挙動を分析した結果、これらの新しい再定義のいくつかの特異性を示し、その反例に基づいて、これらの再定義の潜在的な不備を指摘する。
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