論文の概要: Thermodynamics of Reduced State of the Field
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2107.09932v2
- Date: Sun, 12 Sep 2021 14:20:12 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-21 07:47:45.665121
- Title: Thermodynamics of Reduced State of the Field
- Title(参考訳): フィールドの還元状態の熱力学
- Authors: Stefano Cusumano, {\L}ukasz Rudnicki
- Abstract要約: Entropy 2019, 21, 705では、Reduced State of the Field (RSF)と呼ばれる、マクロ的な量子場を記述するための形式主義が構想された。
我々は、RSFの熱力学解析を拡張し、熱の概念を議論し、様々な利害関係の力学方程式を解き、これらの解の熱力学的含意を示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Recent years have seen the flourishing of research devoted to quantum effects
on mesoscopic and macroscopic scales. In this context, in Entropy 2019, 21,
705, a formalism aiming at describing macroscopic quantum fields, dubbed
Reduced State of the Field (RSF), was envisaged. While, in the original work, a
proper notion of entropy for macroscopic fields, together with their dynamical
equations, was derived, here, we expand thermodynamic analysis of the RSF,
discussing the notion of heat, solving dynamical equations in various regimes
of interest, and showing the thermodynamic implications of these solutions.
- Abstract(参考訳): 近年、メソスコピックやマクロスケールにおける量子効果の研究が盛んになっている。
この文脈では、Entropy 2019、21、705において、Reduced State of the Field (RSF)と呼ばれるマクロ量子場を記述するフォーマリズムが構想された。
原著では、その力学方程式とともに、マクロ場に対する適切なエントロピーの概念が導出されたが、ここでは rsf の熱力学解析を拡張し、熱の概念を議論し、様々な興味のある方法で力学方程式を解き、これらの解の熱力学的意味を示す。
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