論文の概要: Remnants of the nonrelativistic Casimir effect on the lattice
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2204.12032v2
- Date: Wed, 21 Jun 2023 11:15:31 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-06-22 18:23:15.503914
- Title: Remnants of the nonrelativistic Casimir effect on the lattice
- Title(参考訳): 格子上の非相対論的カシミール効果の残差
- Authors: Katsumasa Nakayama and Kei Suzuki
- Abstract要約: 格子上の様々な分散関係に対するカシミール効果について検討する。
運動量に比例する分散に対するカシミール効果は、遠距離では欠落するが、カシミール効果の残余は短距離では残存する。
このような残留カシミール効果は、薄膜、狭いナノリボン、短いナノワイヤなどの格子上の量子場を持つ材料で実験的に観察される。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: The Casimir effect is a fundamental quantum phenomenon induced by the
zero-point energy for a quantum field. It is well-known for relativistic fields
with a linear dispersion relation, while its existence or absence for
nonrelativistic fields with a quadratic dispersion is an unsettled question.
Here, we investigate the Casimir effects for various dispersion relations on
the lattice. We find that Casimir effects for dispersions proportional to an
even power of momentum are absent in a long distance but a remnant of the
Casimir effect survives in a short distance. Such a remnant Casimir effect will
be experimentally observed in materials with quantum fields on the lattice,
such as thin films, narrow nanoribbons, and short nanowires. In terms of this
effect, we also give a reinterpretation of the Casimir effect for massive
fields.
- Abstract(参考訳): カシミール効果(casimir effect)は、量子場の零点エネルギーによって引き起こされる基本的な量子現象である。
線形分散関係を持つ相対論的場として有名であるが、二次分散を持つ非相対論的場の存在や欠如は未解決の問題である。
ここでは格子上の様々な分散関係に対するカシミール効果について検討する。
運動量に比例する分散に対するカシミール効果は、遠距離では欠落するが、カシミール効果の残余は短距離では残存する。
このような残留カシミール効果は、薄膜、狭いナノリボン、短いナノワイヤなどの格子上の量子場を持つ材料で実験的に観察される。
この効果の観点からは、巨大な場に対するカシミール効果の再解釈についても述べる。
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