論文の概要: Restoring quantum communication efficiency over high loss optical fibres
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2204.13128v3
- Date: Mon, 24 Oct 2022 21:42:15 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-02-15 08:58:15.217177
- Title: Restoring quantum communication efficiency over high loss optical fibres
- Title(参考訳): 高損失光ファイバーによる量子通信効率の回復
- Authors: Francesco Anna Mele, Ludovico Lami, Vittorio Giovannetti
- Abstract要約: 固定正の量子ビット伝送速度で、任意長の光ファイバーを介し、無支援の量子通信が可能なスキームを考案できることが示される。
また、雑音のない場合の最大到達回数と同程度の長距離での絡み合い支援通信を任意に行う方法も示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 8.808993671472349
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: In the absence of quantum repeaters, quantum communication proved to be
nearly impossible across optical fibres longer than $\gtrsim 20\text{ km}$ due
to the drop of transmissivity below the critical threshold of $1/2$. However,
if the signals fed into the fibre are separated by a sufficiently short time
interval, memory effects must be taken into account. In this paper we show that
by properly accounting for these effects it is possible to devise schemes that
enable unassisted quantum communication across arbitrarily long optical fibres
at a fixed positive qubit transmission rate. We also demonstrate how to achieve
entanglement-assisted communication over arbitrarily long distances at a rate
of the same order of the maximum achievable in the unassisted noiseless case.
- Abstract(参考訳): 量子リピータがない場合、量子通信は1/2ドルの臨界閾値以下での透過率の低下により、$\gtrsim 20\text{ km}$よりも長い光ファイバーでほぼ不可能であることが判明した。
しかし、繊維に供給される信号が十分に短い時間間隔で分離されている場合は、メモリ効果を考慮する必要がある。
本稿では,これらの効果を適切に計算することにより,任意の長さの光ファイバー間を固定正の量子ビット伝送速度で無支援の量子通信を可能にするスキームを考案できることを示す。
また、雑音のない場合の最大到達回数と同程度の長距離での絡み合い支援通信を実現する方法を示した。
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