論文の概要: Entanglement, Coherence, and Extractable Work in Quantum Batteries
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2205.11080v2
- Date: Fri, 23 Sep 2022 14:52:59 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-02-12 00:50:22.636578
- Title: Entanglement, Coherence, and Extractable Work in Quantum Batteries
- Title(参考訳): 量子電池におけるエンタングルメント, コヒーレンス, 抽出可能な仕事
- Authors: Hai-Long Shi, Shu Ding, Qing-Kun Wan, Xiao-Hui Wang, and Wen-Li Yang
- Abstract要約: 電池のコヒーレンスや充電器の絡み合いは、充電プロセス中にゼロでない抽出可能な作業を生成するために必要な資源である。
最大コヒーレントな作業の獲得は,最大コヒーレントな作業の獲得よりも高速であることを示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 3.3535725708473887
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: We investigate the connection between quantum resources and extractable work
in quantum batteries. We demonstrate that quantum coherence in the battery or
the battery-charger entanglement is a necessary resource for generating nonzero
extractable work during the charging process. At the end of the charging
process, we also establish a tight link of coherence and entanglement with the
final extractable work: coherence naturally promotes the coherent work while
coherence and entanglement inhibit the incoherent work. We also show that
obtaining maximally coherent work is faster than obtaining maximally incoherent
work. Examples ranging from the central-spin battery and the Tavis-Cummings
battery to the spin-chain battery are given to illustrate these results.
- Abstract(参考訳): 量子バッテリにおける量子資源と抽出可能な作業の関係について検討する。
電池の量子コヒーレンスやバッテリチャージャーの絡み合いは、充電プロセス中に非ゼロ抽出可能な作業を生成するために必要な資源であることを示す。
また, 充電工程の最後には, コヒーレンスと絡み合いの密接なリンクを確立する。コヒーレンスは自然にコヒーレンスを促進させるが, コヒーレンスと絡み合いは非コヒーレンスを阻害する。
また,最大コヒーレントな作業の獲得は,最大コヒーレントな作業の獲得よりも高速であることを示す。
中央スピン電池やtavis-cummings電池からスピンチェーン電池まで、これらの結果の例を示す。
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