論文の概要: Entanglement harvesting: state dependence and covariance
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2208.13801v1
- Date: Mon, 29 Aug 2022 18:00:03 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-01-28 14:34:59.014025
- Title: Entanglement harvesting: state dependence and covariance
- Title(参考訳): 絡み合い収穫:状態依存と共分散
- Authors: H\'ector Maeso-Garc\'ia and Jos\'e Polo-G\'omez and Eduardo
Mart\'in-Mart\'inez
- Abstract要約: 粒子検出器の任意の初期状態に対するエンタングルメント収穫の解析を行った。
本研究では,スカラー場の準自由状態から一対の検出器によって得られる絡み合いが,理論上は2階までの共変量であることを示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We analyze entanglement harvesting for arbitrary initial states of particle
detectors and arbitrary quasifree states of the field. Despite the fact that
spatially smeared particle detectors are known to break covariance for
arbitrary initial states, we show that the entanglement harvested by a pair of
detectors from a quasifree state of a scalar field is a covariant quantity up
to second order in perturbation theory.
- Abstract(参考訳): 粒子検出器の任意の初期状態と場の任意の準自由状態に対する絡み合いの収穫を解析した。
空間スミア粒子検出器は任意の初期状態において共分散を破ることが知られているが、スカラー場の準自由状態から一対の検出器によって得られた絡み合いは摂動理論において最大二階の共変量であることを示す。
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