論文の概要: On the consistency of relative facts
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2305.07343v1
- Date: Fri, 12 May 2023 09:41:40 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-15 13:27:14.464435
- Title: On the consistency of relative facts
- Title(参考訳): 相対的事実の一貫性について
- Authors: Eric G. Cavalcanti, Andrea Di Biagio, Carlo Rovelli
- Abstract要約: Lawrence et al. は、相対的な事実が存在しないことを示すための議論を提示した」。
ここでは、主張に反して、これらの議論が相対的な事実の理論の整合性に矛盾しない理由を示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Lawrence et al. have presented an argument purporting to show that ``relative
facts do not exist'' and, consequently, ``Relational Quantum Mechanics is
incompatible with quantum mechanics''. The argument is based on a GHZ-like
contradiction between constraints satisfied by measurement outcomes in an
extended Wigner's friend scenario. Here we present a strengthened version of
the argument, and show why, contrary to the claim by Lawrence et al., these
arguments do not contradict the consistency of a theory of relative facts.
Rather, considering this argument helps clarify how one should not think about
a theory of relative facts, like RQM.
- Abstract(参考訳): ローレンスらは「相対的な事実は存在しない」ことを示し、従って「関係量子力学は量子力学とは相容れない」という議論を提示した。
この議論は、拡張されたウィグナーの友人シナリオにおける測定結果によって満足される制約間のGHZのような矛盾に基づいている。
ここでは議論の強化版を示し、ローレンスらの主張とは対照的に、これらの主張が相対的事実の理論の一貫性に矛盾しない理由を示す。
むしろ、この議論を考えることは、RQMのような相対的な事実の理論をどう考えるべきかを明確にする助けとなる。
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