論文の概要: Potential scattering in $L^2$ space: (2) Rigorous scattering probability
of wave packets
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2305.16970v1
- Date: Fri, 26 May 2023 14:23:50 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-29 14:15:23.915033
- Title: Potential scattering in $L^2$ space: (2) Rigorous scattering probability
of wave packets
- Title(参考訳): l^2$空間におけるポテンシャル散乱:(2)波束の厳密な散乱確率
- Authors: Kenzo Ishikawa
- Abstract要約: 実験装置におけるポテンシャル散乱は、初期状態と最終状態の正規化状態の完全な集合を用いて定式化される。
定常状態の非直交性に起因する標準手法における様々な曖昧さを解消する。
前方散乱における干渉を明らかにする一貫した散乱確率が見つかる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Potential scatterings in experimental setups are formulated using a complete
set of normalized states for initial and final states. Various ambiguities in a
standard method caused by non-orthogonality of stationary states are resolved,
and consistent scattering probabilities that clarify an interference at a
forward scattering are found. A power series expansions in the coupling
strength satisfying manifest unitarity is presented, and a variational method
for the transition probability is proposed.
- Abstract(参考訳): 実験系におけるポテンシャル散乱は初期状態と最終状態の完全正規化状態を用いて定式化される。
定常状態の非直交性に起因する標準法における様々な曖昧さを解消し、前方散乱における干渉を明らかにする一貫した散乱確率を求める。
ユニタリティを満足する結合強度の時系列展開を示すとともに,遷移確率の変動法を提案する。
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